FPが教える!新時代の「やっておくべき貯蓄テク」ランキング
FPが教える!新時代の「やっておくべき貯蓄テク」ランキング
公開日 2021/02/24
更新日 2021/02/24

FPが教える!新時代の「やっておくべき貯蓄テク」ランキング

2019年4月30日に「平成」が幕を閉じ、同年5月1日「令和」時代がスタート。増税やレジ袋有料化、キャッシュレス決済の普及や新紙幣…etc.どんどん変わっていく私たちのお金まわり。さらには新型コロナウイルス感染症拡大によって世界中がパニックに陥りました。いまだコロナ禍による混乱が続くなか、ファイナンシャルプランナーの加倉井慎さんが、激動の新時代を生き抜くためのお金の貯め方をレクチャー。さっそく、「やっておくべき貯蓄」ベスト5を発表します。

取材・文/佐野勝大 監修/加倉井慎 イラスト/植松しんこ

ファイナンシャルプランナーが選ぶ、今こそ「やっておくべき貯蓄」とは!?

  • ★1位 先取り貯蓄

    お給料が振り込まれたら、貯める分を先に取り分けてしまう貯蓄方法。使わなかったお金を貯蓄にまわす場合とは違い、毎月確実に貯めることができます。

  • 「生活が激変したコロナ禍のおかげで、貯蓄の大切さに気づいた人は多いでしょう。銀行の積立定期預金などを活用して先取り貯蓄を行えば、毎月同じ日に同じ額がお給料から天引きされるので、貯蓄が苦手な人でも着実に貯めることができます。また、残りの生活費は自由に使えるため、貯蓄に対するストレスやプレッシャーを感じなくてすむのもメリット。できれば、収入の20~25%(手取り20万円なら4~5万円)は先取り貯蓄にまわしたいところです」(加倉井さん/以下同)

  • ★2位:ポイ活

    買い物などでポイントを貯めて、賢く使う“ポイント活動”のこと。ポイントは、クレジットカードやキャッシュレス決済、ポイントサイトなどで貯めることができます。

  • 「簡単に収入アップが見込めない今の時代だからこそ、注目したい貯蓄スタイル。ポイントを利用して買い物をすることで節約につながり、浮いたお金を貯蓄にまわせるでしょう。効率よくポイントを貯めるためには、まずクレジットカードを見直すこと。カードを複数枚所有している人は、本当に必要な1~2枚に絞り込むといいでしょう。また、電子マネーやキャッシュレス決済サービスのなかには、大幅にポイントが還元されるケースも。最大20%戻ってくるキャンペーンを実施している決済サービスもあるので、要チェックです」

    ポイント活動
  • ★3位:iDeCo&つみたてNISA

    長期的な資産形成を目的に国がつくった制度で、iDeCoは任意加入の私的年金のこと。いっぽう、つみたてNISAは少額からの長期の積立・分散投資を支援する非課税制度です。

  • 「年金や社会保障に期待できない今の時代は、早めに将来への備えをしておく必要があります。かといって、銀行に預けていても低金利でほとんど増えないので、投資でお金を増やすことも考えるべきでしょう。投資ビギナーにおすすめなのが、国が推奨している『iDeCo』や『つみたてNISA』。『iDeCo』は5000円から、『つみたてNISA』は100円からスタートでき、税制面で優遇が受けられるのが魅力です。『つみたてNISA』は20年しか運用できない、『iDeCo』は60歳まで引き出せないなど、それぞれで特徴が異なるのでしっかり違いをチェックして!」

  • ★4位:銀行口座の見直し 

    口座を生活費用、貯蓄用に分けるほか、金利が高いネット銀行をチョイスするなど、銀行口座の見直しを行うことでお金が貯まる仕組みづくりを行えます。

  • 「メガバンクが紙の通帳の発行を有料化したり、長期間出入金がない口座から手数料を徴収したりする動きが進んでいる今は、銀行口座を見直すいい機会。まず、使っていない口座は解約しましょう。また、生活費用と貯蓄用の口座が同じだと、お金があるだけ使ってしまいがちになり、なかなか貯めることができません。生活費用、貯蓄用と口座を分けるようにしてください。貯蓄用の口座としては、金利が高く設定されているネット銀行がおすすめです」

  • ★5位:副業

    本業以外の労働で副収入を得て、それを貯蓄にまわすという方法も。フリータイムにほかの仕事をする、本業のスキルや経験を活かして働くなど、さまざまなスタイルがあります。

  • 「2018年に国が『副業・兼業の促進に関するガイドライン』を公表して以来、副業を解禁する企業が増えてきました。また、単に貯蓄を増やす目的だけでなく、コロナ禍におけるリスクヘッジという意味でも副業は有効。さらに、副業を通して自分の可能性を広げることもできるでしょう。最近は、特技やスキルを売買するサイトやアプリも登場しているので、気軽にチャレンジすることが可能です。ただ、副業で年間20万円以上の収入を手にした場合は、確定申告が必要になるので要注意!」

「貯める」「増やす」だけでなく、「節税」を意識することも大事!

  • 新時代の「やっておくべき貯蓄」BEST5を紹介してくれた加倉井さんによると、手軽に貯蓄を増やす方法はまだあるとか。

  • 「ネットオークションやフリマサイトでいらないものを売る、というのもひとつの方法。自分にとって価値がなくても、他の人にとっては価値があるモノもあるので、ぜひ試してみてください。スマホで気軽に出品できるのもポイントです」

  • また、貯蓄に目を向けるだけでなく、節税に注目するのもポイントだといいます。節税によって浮いたお金を、貯蓄にまわすというやり方。しかし、サラリーマンにできる節税対策ってあるのでしょうか?

  • 「はい、あります。手軽にできるのが『ふるさと納税』。これは、自分の故郷や応援したい自治体に寄付ができ、寄付金のうち2000円を超える分については、所得税の還付や住民税の控除が受けられるという制度です。しかも、応援した地域の特産品などがもらえるので、とってもお得。ネットショッピング感覚で気軽に利用できるので、ぜひトライしてみてください」

“お金のプロ”に相談して、自分にフィットした貯蓄スタイルを見つけましょう!

  • ここまで、さまざまな貯蓄方法を紹介してきましたが、「自分に合った方法がわからない」という人も多いでしょう。また、「教えてもらった5つの貯蓄方法はすでに実践ずみで、さらなる知識を得たい」という人もいるかもしれません。そんな人たちは、“お金のプロ”に相談するのがおすすめです。

  • 「“お金のプロ”であるファイナンシャルプランナーは、家計の見直しから貯蓄の増やし方、節税対策まで、トータル的にアドバイスすることが可能。また、収入が同じ人であっても、ライフスタイルや価値観などによって、おすすする貯蓄方法は異なってきます。お一人おひとりに寄り添いながらベストなプランを提案してくれるので、自分にフィットした貯蓄スタイルがきっと見つかるでしょう」

  • “お金のプロ”に上手に頼りながら、将来のお金にしっかり備え、新時代に負けない貯蓄力をつけてください。

  • 加倉井慎さん

    ファイナンシャルプランナー 加倉井慎さん
    医療業界の営業を経て、フィナンシャルプランナーに転身。家計の見直し、保険相談、不動産売買のアドバイス、住宅ローンなどの相談を受け、担当世帯400世帯以上。大手金融機関社内で表彰される。2021年MDRT会員。お客様に寄り添うアドバイスで、「一家に一人、加倉井を」という存在を目指して活動中。https://ikkanihitori.com/profile/

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