

ワーキングマザーのタイムスケジュール管理に大切なこと
仕事と育児、両方を抱えるママは毎日大忙し。
「やるべきことに追われて、いつも時間に余裕がない」「きちんとスケジューリングしているつもりなのに、終わらない」こんな風にお悩みではありませんか?
仕事と育児を両立させるためには、効率的にスケジュールを立てることが重要です。スケジュール管理でお悩みのママは、まず日頃の自分の行動を振り返ってみましょう。
今回は、ワーキングマザーにおすすめのスケジュール管理法をご紹介します!
仕事と育児を両立するためのスケジュール管理法は?
日々、やるべきことをたくさん抱えているママにとっては、スケジュールの管理が重要です。ワーキングマザーのスケジュール管理のポイントを押さえておきましょう。
まずは1日の行動を振り返って
スケジュール管理に苦戦中のママは、まずは仕事がある日の行動を振り返ってみましょう。なんといっても注目したいのは、朝と夜です。朝起きて登園し、出社するまでの時間と、仕事を終えて子どもを保育園に迎えに行き、帰宅してから寝るところまで。
どちらもバタバタしがちな時間帯ですが、無駄な行動が多すぎると遅刻や就寝時間のズレなどにつながってしまいます。いつもの時間の使い方を、紙に書き出して振り返りましょう。
時間ごとに分けて書き込むことができるバーチカルタイプの手帳を活用するのもおすすめです。数日~1週間単位で行動を記録するのに便利で、曜日によって動きが異なる点なども把握できるでしょう。
“やるべきこと”は引き算して把握
働きながら子どもを育てていると、やるべきことが次から次へと降ってきて大変です。やるべきことが無限にあるのは多くのワーキングマザーに共通することですが、TO DO LISTをやみくもに増やすのは危険。仕事にも育児も、取り組むべきことは際限なくあるため、ときには潔く線引きすることも必要です。
オフィスにおける他の人でもできる仕事、家庭における外注できる家事などは、TO DO LISTから徹底的に省いてしまいましょう!完全に省くことができないものは、サブのリストを作ってそちらで管理するのもおすすめです。メインのTO DO LISTには“今本当に自分がやらなければならないこと”だけを洗い出して記入しましょう。
ワーキングマザーに重要なのはゴール設定
仕事と育児のバランスをとるためには、状況を冷静に把握して、適切にゴールを設定する必要があります。ゴール設定を誤るとスケジュールがぐちゃぐちゃになり、いつも仕事が間に合わない状態になってしまいます。
“今日の合格ライン”を意識
一般的に、社会人には3年、5年、10年スパンの目標設定が必要だといわれています。これはワーキングマザーにとってもいえることで、会社に期待されている実績をあげるためには、長期的な視野も必要です。
しかし、子どもが小さいうちはワークライフバランスを構築する時期でもあります。まずは1日ごとの目標を大切にし、それを着実に実現していきましょう。ここでいう1日の目標とは、これをやらなければ退社できない仕事、育児なら子どもを寝かせるまでの最低限の作業です。これらの“1日の合格ライン”をクリアすることに専念しましょう。
完璧を求めない!真の両立とは?
仕事と育児を完璧に両立することはできません。育休から復帰したての時期や、子どもが小さいうちは、思うように仕事に打ち込めず、もどかしい思いをすることもあるでしょう。また、周囲のママとも比較してしまいがち。他人と比べすぎず、まずは今日1日を無事に終えることに集中しましょう。
理想を掲げすぎるのも考えものです。「いつもにこやかで余裕のあるママ」といったイメージ先行のゴール設定ではなく、まずは「子どもに衣食住を与えること」といった目標でもOKです。仕事でもハイパフォーマンスを意識しすぎるのは禁物。今は最低限のことしかできなくても、日々取り組んでいく中で、自分らしい仕事ぶりを発見できることもあるでしょう。
社会でも家庭でも必要とされるワーキングマザー。やるべきことに追われていると、「どうしてこんなに上手くいかないの?」と悩むこともあるかもしれません。そんなときは自分を責めるのではなく、まずは日々の行動を振り返ってみましょう。
自分ひとりで抱え込みすぎず、周囲の協力を得ることも大切です。今の自分に合った適切なゴールを設定し、その日その日にやるべきことを着実にこなしていきましょう。無事に1日を終えられた自分を褒めて、肩の力を抜いて取り組んでいってくださいね。