ワーキングマザーは要注意?うつ病の種類・症状・対処法
ワーキングマザーは要注意?うつ病の種類・症状・対処法

2018/05/22

ワーキングマザーは要注意?うつ病の種類・症状・対処法

子育て中はただでさえ心身ともに疲労がたまりやすい状態です。
加えて仕事もこなすワーキングマザーは限界まで頑張りすぎてしまう方が多く、うつ病にかかってしまうこともおおいに考えられます。
そうなれば家庭や仕事にさまざまな悪影響を及ぼしてしまうでしょう。自分自身のためにも、大切な家族のためにもそれは防ぎたいですよね。
うつ病にならないためには正しい知識を身に付けておくことが大切です。
うつ病の種類や症状、対処法についてご紹介しますので、参考にしてください。

監修者:大塚真紀(医師、医学博士)

うつ病の種類

  • うつ病は大きく分けて2つの種類があります。1つ目は「大うつ病性障害」と言われるものです。さまざまなストレスにより引き起こされるものとされ、抑うつ状態のみが出現します。

  • 2つ目は「双極性障害抑うつエピソード」です。以前は「躁うつ病」と呼ばれていたもので、非常に元気な躁状態と、抑うつ状態の極端な波が現れます。うつ病と間違えられることもありますが、経過や原因、治療法もうつ病とは異なります。

  • また、これら以外に最近聞かれるようになった「新型うつ」ですが、これはマスコミ用語であり正式な病名ではありません。米国精神医学会診断基準によると、大うつ病のうち特定の症状を有するうつ病と定義されています。若年性に多く全体に軽症で、仕事や学業上の困難をきっかけに発症するとされ、仕事では抑うつ的になるものの、余暇は楽しく過ごせることが特徴です。

うつ病の症状

  • うつ病にかかると心と身体にさまざまな症状が現れます。まず心の面では気分の落ち込みや集中力・決断力の低下、精神活動の抑制といったものです。今まで好きだったことでも、取り組む意欲を失うことがあります。また、強い自責感にかられることも。

  • 身体の面では睡眠障害、倦怠感、食欲の異常(極端な不振・増加)などが挙げられます。女性の場合は月経の不順が現れる方も。頭、肩、背中、四肢関節などに痛みを感じたり、便秘や胃痛を訴えたりすることもあります。前兆として、何をしても楽しくない、良いことがあっても気分が晴れない、趣味を楽しめないなどの状態に陥ることがあります。こうした症状が2週間以上継続している場合は医師に相談してみましょう。

対処法

  • ではうつ病を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか。まず頭に入れておいてほしいのは、人が健康的に生きていくうえで食事と睡眠は非常に重要だということです。特に、不眠とうつ病の関連性の高さは今注目を集めています。厚生労働省によると、不眠がある人は不眠のない人に比べて3年以内にうつ病を発症するリスクが4倍になるという研究報告*もあがっているとのこと。睡眠時間が確保できていない、寝つきが悪いという人は、生活を見直しましょう。

  • ワーキングマザーが自分ひとりで生活習慣を整えるのは難しいかもしれません。不調を感じていたら、ひとりで頑張りすぎずに家族に協力してもらうことも必要です。

  • また、子育てと仕事に追われていると自分自身の変化に気付く余裕がなくなっている場合もあります。家族や身近な人から助言があれば耳を傾けてみて。自分なりに対処しているつもりなのに、どうしても気分が沈んでしまう、うまくいく気がしない、そんな日々が続くときは医師や専門家に相談することも検討してくださいね。

  • 子育てと仕事を両立するワーキングマザーは、頑張りすぎでうつ病にかかる可能性があることを念頭に置き、日頃から予防を意識しましょう。うつ病は早期発見と早期対策が重要です。また、うつ病の種類はさまざまで、経過や原因、治療法もそれぞれ異なります。自己判断で無理を続けると、症状が悪化して家庭や仕事に大きな悪影響を及ぼしてしまうことも。自分の心や身体に異変を感じたら、ひとりで悩まず家族や医師、専門家に相談しましょう。

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