大学入学共通テストの概要まとめ。科目や入試傾向、手続き方法、2022年度日程など
大学入学共通テストの概要まとめ。科目や入試傾向、手続き方法、2022年度日程など
公開日 2021/03/17
更新日 2021/03/17

大学入学共通テストの概要まとめ。科目や入試傾向、手続き方法、2022年度日程など

大学入試を控えた子どもがいる家庭は、2021年に導入されたばかりの大学入学共通テストについて気になることも多いはず。
本記事では、センター試験との違いや2022年度の試験日程、理科・数学・英語などの出題形式、必要な手続きについて分かりやすく解説します。
将来に向けて頑張る子どものために、多くの情報を集めて大学入試のサポートをしっかり行いましょう!

大学入学共通テストとは

  • 大学入学共通テストとは、高等学校段階の基礎的学習が身に付いているかの評価と、大学教育を受けるにふさわしい能力を持っているかを評価する試験です。

  • 2020年度まで実施されてきた大学入試センター試験に代わり、2021年度より新たに導入されました。

  • 大学入試センター試験では主に「知識・技能」を評価してきましたが、大学入学共通テストではさらに「思考力・判断力・表現力」が評価されます。

  • たとえば、英語のリスニング配点は、50点から100点にアップ。これは文部科学省が推し進めている改革の一環で、人工知能技術の向上やグローバル化が進む社会構造の変化に対応できる人材を、より多く育成することを目的としています。

大学入学共通テストの受験対象

  • 出願資格を持つ受験対象者は、高等学校または中等教育学校を卒業した人(卒業見込みの人)です。その他にも高等学校卒業認定試験に合格した人や、海外の学校を卒業した人も当てはまります。

  • 大学入学共通テストを利用している大学は国立・公立・私立と数が多く、国公立の一般入試では原則大学入学共通テストが必須となっています。

  • また私立でも、大学入学共通テストの成績を利用する「共通テスト利用選抜」を設定している大学が多くみられます。

大学入学共通テストの日程

  • 2021年度の大学入学共通テストの日程は大学入試センター試験の時と大きなズレはなく、例年通り1月の中旬に実施されました。

  • 【2021年度】

    ・2021年1月16日(土)、17日(日)

    ・2021年1月30日(土)、31日(日)※1

    ・特例追試験 2月13日(土)、14日(日)※2

  • ※1 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを在学する学校長に認められた者。及び1月16日、17日に実施する試験の追試験を受験する者を対象として実施

    ※2 1月30日及び31日の追試験として実施

  • 【2022年度】

    2022年1月15日(土)、16日(日)※1

  • ※1 再試験及び追試験は、大学入試センターが定めるところにより実施予定

2022年度(令和4年度)大学入学共通テストの出題科目・出題形式

  • 教科科目配点試験時間
    国語国語200点80分
    地理歴史世界史A
    世界史B
    日本史A
    日本史B
    地理A
    地理B
    1科目選択100点
    2科目選択200点
    1科目選択60分
    2科目選択130分※うち回答時間120分
    公民現代社会
    倫理
    政治・経済
    倫理、政治・経済
    数学(1)数学Ⅰ
    数学Ⅰ・数学A
    100点70分
    数学(2)数学Ⅱ
    数学Ⅱ・数学B
    簿記・会計
    情報関係基礎
    100点60分
    理科(1)物理基礎
    化学基礎
    生物基礎
    地学基礎
    2科目選択100点60分
    理科(2)物理
    化学
    生物
    地学
    1科目選択100点
    2科目選択200点
    1科目選択60分
    2科目選択130分※うち回答時間120分
    外国語英語
    ドイツ語
    フランス語
    中国語
    韓国語
    ・英語
    リーディング100点
    リスニング100点
    ・英語以外
    筆記200点
    ・英語
    リーディング80分
    リスニング60分※うち解答時間30分
    ・英語以外
    筆記80分

  • 回答方法は大学入試センター試験と同様マーク式です。

  • 一方、変更された点は数学(1)の試験時間が60分から70分になったことと、英語の配点が変更されたことです。

  • リーディング(大学入試センター試験では筆記)が200点から100点、リスニングが50点から100点になったことで、リスニングの重要度がぐっと上がりました。

共通テストの受験科目

  • 受験科目は最大8科目(理科(1)を選択した場合9科目)受験できますが、志望大学が指定する教科・項目を選択し受験することが一般的です。ここでは、これまでの入試傾向を基に一般的な受験科目を紹介します。

  • 国公立大入試の場合

    大学入試センター試験では、多くの国公立大学が5教科7科目以上の受験を課していました。共通テストに変更された2021年度もこの傾向に変化はなく、2022年度も継続される予定です。

  • 【例:文系】

    外国語1科目、国語1科目、地理歴史・公民から2科目、数学から2科目、理科から1科目

    ※文系学部は地理歴史・公民2科目必須が一般的

  • 【例:理系】

    外国語1科目、国語1科目、地理歴史・公民1科目、数学2科目、理科2科目

    ※理系学部は理科2科目必須が一般的

  • 私立大入試の場合

    私立大学でも、受験科目はそれぞれの大学によって異なりますので注意しましょう。また国公立大学とは違い、入試方法が「単独型」と「併用型」の2種類あります。

  • 【単独型】

    合否を大学入学共通テストでのみで決定する入試方法です。科目数は大学によって様々で1~2科目の場合もあれば、5~6科目となる場合もあります。配点についても大学によって色々なパターンがありますので、事前に確認しておきましょう。

  • 【併用型】

    大学入学共通テストと大学独自の個別試験を組み合わせて評価を行う入試方法です。指定科目の合計点数で判定したり、最高得点科目で評価したりと大学によって合格選抜方法が異なります。また、個別試験では実技や面接が行われる場合もあります。

大学入学共通テスト受験に必要な手続き

  • 検定料

    3教科以上受験 18,000 円

    2教科以下受験 12,000 円

  • 成績通知手数料

    出願時 800 円(成績通知を希望する場合、出願時に検定料と併せて払込み)

  • 出願方法

    (1)高等学校又は中等教育学校卒業見込者は、在学している学校経由

    (2)高等学校又は中等教育学校卒業者等は、直接郵送

共通テストに備えた受験準備は早めに始めよう

  • 新しくできたばかりの共通テストについて、受験生本人が勉強しながら情報を集めるのは大変です。子どもの負担を減らすために、まずは親子で役割を分担し、それぞれ何を調べるか話し合うと良いでしょう。

  • 例えば親は受験に必要な手続きや、テスト当日の試験会場へのアクセス方法の確認。受験生は志望大学の入試科目や試験時間、自分の実力を把握するために過去問題にチャレンジするのもおすすめです。親子で力を合わせ早めの準備を行い、大学入試という難関を乗り越えましょう!

  • 子ども一人にかかるお金は教育費だけじゃない!大学卒業までの子育て費用の総額は?

  • ※本ページに記載されている情報は2021年2月12日時点のものです

  • 株式会社ケイズ

    執筆者プロフィール 株式会社ケイズ
    結婚情報誌をはじめ、女性向けの媒体を中心に広告・記事制作などを行う制作会社。読む人の心に寄り添うセールスプロモーションを目指し、様々なジャンルの制作業務を行う。

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