内祝いにお返しは必要?お礼状の書き方・例文をご紹介
内祝いにお返しは必要?お礼状の書き方・例文をご紹介
公開日 2019/03/29
更新日 2019/08/22

内祝いにお返しは必要?お礼状の書き方・例文をご紹介

結婚や出産の際のお祝いをすると、内祝いとしてお礼の品をいただくことが一般的です。その「お返し」は必要なのでしょうか?内祝いには単にお礼という意味だけではなく「幸せをお裾分けしたい」という先方の気持ちが込められています。 想いを受け取ったことと感謝の気持ちを同時に伝えるようにしたいですね。

今回は、内祝いをもらった場合のお礼の必要性と、お礼状を書くのが初めてという人向けに基本的なマナーや、お礼状の書き方、例文、注意点などを紹介します。

結婚・出産の内祝いが届いたら、お礼の品は不要だが、メールや手紙を送ろう

  • 結婚・出産の内祝いが届いたら、「お礼は必要なのか」「どのように相手に感謝の気持ちを伝えるべきだろうか」など悩むこともあるはず。贈答にはさまざまなマナーやルールが存在しますが、ここでは「内祝いが届いた際のお礼」についてご説明します。

    まず、内祝いの「お礼は必要なのか」という疑問に対する結論を先に述べると、あらためて品を贈る必要はありません。その理由は、お祝いを贈ってそのお返しに内祝いをいただいているので、お礼の贈り物を贈ると「お返しのお返しのお返し」……と、リレーのように延々と続いてしまうからです。

    内祝いにお礼の品は必要ないとすれば、そのまま何もしなくても良いのでしょうか。

内祝いが届いたら、3日以内にはお礼の連絡をするとスマート

  • 明確なルールはありませんが、内祝いをいただいたら、電話などで届いたことを伝えると、相手に喜ばれます。

    できればその日のうちに、遅くとも3日以内には済ませると、さらにスマートです。その際には、内祝いの品物が届いたことと、それに対する感謝の気持ちを伝えましょう。連絡をしないと、贈った方は「届いていないのか」「気に入らないものを贈ってしまったのだろうか」と心配になってしまいます。

お礼は電話、メール、手紙…相手に合わせて選ぼう

  • 電話であれば、お礼の品を受け取ってすぐに連絡を取ることができます。ですが、忙しくて繋がらない場合や仲の良い友人関係の場合は、メールでもかまいません。

  • たとえば相手が目上の人や、親戚などの年配者、恩師など特別な方だった場合は、お礼状を手紙やはがきで出してみませんか。想像以上に高価なものをいただいた時にも、こちらの礼儀として手紙やはがきを選んでみると良いかもしれません。

    電話やメールでお礼の気持ちを伝えた場合でも、あらためて手紙やはがきを出すことで、相手により感謝の気持ちを伝えることができます。

    お礼にお礼状と言うと、お礼のお礼……と延々続くことになりそうで躊躇してしまうかもしれません。ですが、普段からいただきものをしたときはお礼の言葉を言いますよね。同時に、贈った側は気持ちを込めて品物を選んでいるはずですから、相手から反応があると嬉しいものです。また、「お心遣いいただいてありがたい」という気持ちを伝えるのは、今後の関係をより深くしていくためにも重要です。

  • 便箋やはがきなら3日以内、メールは24時間を目安に

    お礼状を送る場合は、内祝いが届いたらすぐに送ることが基本です。

    お礼状は、届いたという報告も兼ねています。そのため、届いて3日以内を目安に出しましょう。もし3日以内に送れなかった場合は、遅れたことに対するお詫びの言葉も合わせて書き添えると良いでしょう。

    メールでお礼をする場合、便箋やはがきでのお礼状と違い、すぐに発信できることが利点です。内祝いをいただいた際のお礼メールは後回しにせず、迅速に送ることが大切です。できれば内祝いが届いてから24時間以内には送りましょう。

お礼状の書き方【手紙・はがき編】

  • ■何に書く?

    便箋は、長文を執筆することに適しています。また、封筒に入った状態で手元に届くため、他人に文章が読まれてしまうというリスクも回避できます。便箋は、カジュアルな印象を与えがちな色柄物や横罫は避け、白無地の縦罫を選びましょう。投函用の封筒も、長型4号の白無地が基本です。クラフト紙を利用した茶封筒は、ビジネス文書用として使用するものなので、お礼状には適していません。

  • はがきでのお礼状は、便箋よりも略式のお礼状です。そのため、目上の方にははがきでお礼状を送ることは避けましょう。ただし比較的親しい仲であれば、はがきを選んでも問題ありません。その際、「はがきにて失礼いたします」の一言を添えると、より丁寧な印象になります。

  • はがきでのお礼状も便箋と同じく、縦書きが基本マナーです。

    目上の方にお礼状を書くときは、礼儀として縦書きを選びましょう。親しい方に送る場合は横書きでもかまいません。

  • ■どんな内容を書く?

    お礼状を書くときに気をつけたいのは、杓子定規になりすぎないこと。

  • マナーを重視するあまり、「文例や定型句の丸写しになってしまった」という経験はありませんか?コピー&ペーストしたような、型通りの手紙やメールは、相手に冷たい印象を与えてしまいます。

  • 文章中に、どこがどう気に入ったのか、具体的なエピソードを盛り込むようにすると、受け取って「どんな風に嬉しかったのか」を相手にうまく伝えられます。また近況報告や、季節感を出す言葉を織り交ぜると、ぐっと相手の印象に残る手紙になりますよ。

  • ■紙のお礼状の文章構成・例文

    お礼状の文章構成は、「前文・主文・末文・後付」の四部構成が基本です。

    ・前文・・・「頭語」「時候の挨拶」「相手を気遣う言葉」の三つで構成されています。

  • 一般的な手紙の場合、「頭語」は「拝啓」を用いますが、目上の人や会社などへのお礼状の場合は、「謹啓」を用いるとより敬意を表すことができます。親しい人へお礼状を書く場合には、「前略」と書き、前文を省略してもよいでしょう。

    「時候の挨拶」とはその名の通り、季節感あふれる時候の語句や慣用句を使った挨拶のことを言います。「……の候」など季節ごとにある程度決まったフレーズや言葉があります。

    季節の移り変わりや寒暖を表わす挨拶の言葉に続き、「相手を気遣う言葉」を添えましょう。

  • 例) ○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

    例) ご無沙汰いたしておりますが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。

  • ・主文・・・主文は、お礼状の要ともいえる部分です。「さて、ところで、実は」などの起語から始まり、手紙の目的・用件へとつなげていくのがポイントです。

    ・末文・・・末文は結びの挨拶とも呼ばれ、お礼状の締めくくりとなる言葉です。プライベートなお礼状では相手の幸せや健康を、ビジネスでのお礼状では活躍や繁栄を祈る言葉を書くことで、相手への思いやりの気持ちを表すことができます。受け取る人の幸せを願い「~しますように」「お身体ご自愛くださいませ」と締めくくると良いでしょう。

    ・後付・・・用件を書き添えたら、最後に後付として日付・署名・宛名を明記します。後付は、そのお礼状が、いつ、誰によって、誰宛てに書かれたものであるかを示す役割を担っています。ですから、末文まで書いたあとも気を抜くことなく、最後までしっかり書き上げることが大切です。

  • ビジネス関係のお礼状であればパソコンで作成することも多いのではないでしょうか。ですが、手書きのほうがよりあたたかい印象を与えることができます。

お礼状の書き方【メール編】

  • 丁寧なお礼メールを書くことは、相手との良好な関係を続けていく上で非常に重要です。ただしメールはあくまで略式。目上の方には便箋やはがきでお礼状を出す方が、礼儀正しい印象を与えます。

  • ■メールでのお礼状の文章構成・例文

    書き出しは、

    「今日(昨日・先日)お品物を受け取りました」

    「お送りいただいた○○が届きました」

    などとし、メールの主旨を相手に伝えます。

    その後は、

    ・心遣いをいただいたことについての感謝

    ・品物の感想

    ・結婚や出産についてのコメント

    ・新郎新婦、パパ・ママに対してのメッセージ

    と続けましょう。

  • 文例は以下を参考にしてください。

    ・心遣いをいただいたことについての感謝

    「お気遣いありがとうございます」

    「お心遣いに感謝いたします」

    ・品物の感想

    「とても(可愛い、上品)で素敵です」

    「(家族みんなで)美味しく頂きました」

    「毎日使うものなので助かります」

    「大切に使わせていただきます」

  • ・結婚や出産についてのコメント

    「先日は素敵な結婚式にお招きいただきありがとうございました」

    「○○ちゃんの笑顔が可愛らしいですね」

    「○○ちゃんの目元がママにそっくりですね」

    「○○ちゃんのご成長が楽しみですね」

    ・新郎新婦、パパ・ママに対してのメッセージ

    「お体に気をつけて」

    「休めるときは休んで、頑張りすぎないようにね」

    「ご家族皆様のご健康をお祈りいたします」

    「落ち着いたらお会い出来るのを楽しみにしています」

  • 感謝の言葉とともに、相手の顔を思い浮かべながら近況報告などを書き添えると、より気持ちが伝わりやすくなります。

  • 内祝いが届いたら、すぐにお礼状を出すのがマナーです。しかし普段書く機会がないと、お礼状の基本的な構成やマナーが分からず、書くのを躊躇してしまうことも多いのではないでしょうか。

  • 今回は、そもそも内祝いにお礼は必要なのか?について。また、お礼状を書くのが初めてという人向けに、お礼状の基本的なマナーや、書き方、例文、注意点などを紹介しました。お礼状は感謝の気持ちを伝えるためのものですから、文章の構成などに深く思い悩む必要はありません。

  • また、書き方がわからないからといってテンプレートをそのまま使用しても相手に想いは届きません。具体的なエピソードを入れて、相手に感謝の気持ちをストレートに届けるようにしましょう。

campaign注目のキャンペーン

related article関連記事