内祝いをもらったらお礼の連絡はどうすれば良い?【大人のマナー】
内祝いをもらったらお礼の連絡はどうすれば良い?【大人のマナー】

2019/03/29

内祝いをもらったらお礼の連絡はどうすれば良い?【大人のマナー】

結婚や出産の際のお祝いをすると、内祝いとしてお礼の品をいただくことが一般的です。
内祝いには単にお礼という意味だけではなく「幸せをお裾分けしたい」という先方の気持ちが込められています。
ですから、その想いを受け取ったことと感謝の気持ちを同時に伝えるようにしたいですね。

今回は、内祝いをもらった場合のお礼の必要性と、お礼状を書くのが初めてという人向けに基本的なマナーや、お礼状の書き方、例文、注意点などを紹介します。

結婚・出産の内祝いが届いたら、お礼は必要?

  • 結婚・出産の内祝いが届いたら、「お礼は必要なのか」「どのように相手に感謝の気持ちを伝えるべきだろうか」など悩むこともあるはず。贈答にはさまざまなマナーやルールが存在しますが、ここでは「内祝いが届いた際のお礼」についてご説明します。

  • まず、内祝いの「お礼は必要なのか」という疑問に対する結論を先に述べると、あらためて品を贈る必要はありません。その理由は、お祝いを贈ってそのお返しに内祝いをいただいているので、お礼の贈り物を贈るとお返しのお返しのお返し……リレーのように延々と続いてしまうからです。

  • 内祝いのお礼は必要ないとすれば、そのまま何もしなくても良いのでしょうか。

  • 明確なルールはありませんが、内祝いをいただいたら電話などで届いたことを連絡すると相手に喜ばれます。できればその日のうちに、遅くとも3日以内には済ませるとさらにスマートです。その際には、内祝いの品物が届いたこととそれに対する感謝の気持ちを伝えましょう。

内祝いを贈った側は届いているか不安になっている

  • 内祝いが届いたら、早いうちに電話やメール、はがきなどで連絡するのがマナーです。連絡をしないと、贈った方は「届いていないのか」「気に入らないものを贈ってしまったのだろうか」と心配になるためです。

  • 電話であれば、お礼の品を受け取ってすぐに連絡を取ることができます。ですが、忙しくて繋がらない場合や仲の良い友人関係の場合はメールでもかまいません。

お礼にお礼状は必要?メールでも大丈夫?

  • 内祝いが届いたら、感謝の意を表すのがマナーです。電話やメールだけでもかまいませんが、お礼状を添えて感謝の意を伝えるのがベストです。電話やメールでお礼の気持ちを伝えた場合でも、あらためて手紙やはがきを出すことで相手により感謝の気持ちを伝えることができます。

  • お礼にお礼状と言うと、お礼のお礼……と延々続くことになりそうで躊躇してしまうかもしれません。ですが、普段からいただきものをしたときはお礼の言葉を言いますよね。同時に、贈った側は気持ちを込めて品物を選んでいるはずですから、相手から反応があると嬉しいものです。また、お心遣いいただいてありがたいという気持ちを伝えるのは、今後の関係をより深くしていくためにも重要です。 特に、高価な品物をもらったときや相手が職場の上司や目上の人といった場合は、必ずお礼状を送るようにしましょう。

  • お礼状を書くときに気をつけたいことは、杓子定規になりすぎないことです。

    マナーを重視するあまり、「文例や定型句の丸写しになってしまった」という経験はありませんか?形式張った手紙は、相手に冷たい印象を与えてしまいます。

  • そんなときは、文章中に具体的なエピソードを盛り込むようにすると、贈り物をした側が、自分の行為をどのくらい喜んでもらえたのかを知ることができます。また、近況報告や季節感を出す言葉を織り交ぜると、ぐっと相手の印象に残る手紙になりますよ。

  • お礼状を送る場合は、内祝いが届いたらすぐに送ることが基本です。

    内祝いの返礼に対するお礼状は、届いたという報告も兼ねています。そのため、届いて3日以内を目安に出しましょう。もし3日以内に送れなかった場合は、遅れたことに対するお詫びの言葉も合わせて送ると良いでしょう。

  • お礼状の書き方

    気持ちのこもったお礼状を受け取ったら嬉しいものです。

    今回は、結婚・出産の場合を例にあげてお礼状の書き方を紹介します。

    お礼状の書き方で悩むものの一つに、便箋とはがきの使い分けが挙げられるでしょう。

  • 便箋は長文を執筆することに適しています。また、封筒に入った状態で手元に届くため、他人に文章が読まれてしまうというリスクも回避できます。便箋は、カジュアルな印象を与えがちな色柄物や横罫は避け、白無地の縦罫を選びましょう。投函用の封筒も、長型4号の白無地が基本です。クラフト紙を利用した茶封筒はビジネス文書用として使用するものなのでお礼状には適していません。

  • はがきでのお礼状は、便箋よりも略式なお礼状です。そのため、目上の方にははがきでお礼状を送ることは避けましょう。ただし友人など親しい仲であれば、はがきを選んでも問題ありません。その際、「はがきにて失礼いたします」の一言を添えるとより丁寧な印象になります。

    はがきでのお礼状も便箋と同じく、縦書きが基本マナーです。

    特に弔事や改まった文章を書くとき、目上の方にお礼状を書くときは礼儀として縦書きを選びましょう。家族や友人など親しい人に送る場合は横書きでもかまいません。

  • お礼状の文章構成は、前文・主文・末文・後付の4構成が基本です。

  • ・前文・・・「頭語」「時候の挨拶」「相手を気遣う言葉」の3つで構成されています。

    一般的な手紙の場合、「頭語」は「拝啓」を用いますが、目上の人や会社などへのお礼状の場合は、「謹啓」を用いるとより敬意を表すことができます。親しい人へお礼状を書く場合には、「前略」と書き、前文を省略してもよいでしょう。

  • 「時候の挨拶」とはその名の通り、季節感あふれる時候の語句や慣用句を使った挨拶のことを言います。「……の候」など季節ごとにある程度決まったフレーズや言葉があります。

  • 季節の移り変わりや寒暖を表わす挨拶の言葉に続き、「相手を気遣う言葉」を添えましょう。

  • 例) ○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

    例) ご無沙汰いたしておりますが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。

  • ・主文・・・主文は、お礼状の要ともいえる部分です。「さて、ところで、実は」などの起語から始まり、手紙の目的・用件へとつなげていくのがポイントです。

  • ・末文・・・末文は結びの挨拶とも呼ばれ、お礼状の締めくくりとなる言葉です。プライベートなお礼状では相手の幸せや健康を、ビジネスでのお礼状では活躍や繁栄を祈る言葉を書くことで、相手への思いやりの気持ちを表すことができます。受け取る人の幸せを願い「~しますように」「お身体ご自愛くださいませ」と締めくくると良いでしょう。

  • ・後付・・・用件を書き添えたら、最後に後付として日付・署名・宛名を明記します。後付は、そのお礼状が、いつ、誰によって、誰宛てに書かれたものであるかを示す役割を担っています。ですから、末文まで書いたあとも気を抜くことなく、最後までしっかり書き上げることが大切です。

  • ビジネス関係のお礼状であればパソコンで作成することも多いのではないでしょうか。ですが、手書きのほうがよりあたたかい印象を与えることができます。

  • メールの書き方

    贈答のあらゆる場面で必要な「お礼メール」。丁寧なお礼メールを書くことは、相手との良好な関係を続けていく上で非常に重要です。ただしメールはあくまで略式ですので、目上の方には便箋やはがきでお礼状を出すほうが礼儀正しい印象を与えます。

  • ここでは、お礼メールを送る際のタイミング、文例を紹介します。

  • メールは便箋やはがきでのお礼状と違い、すぐに発信できることが利点です。内祝いをいただいた際のお礼メールは後回しにせず、迅速に送ることが大切です。できれば内祝いが届いてから24時間以内には送りましょう。

  • 書き出しは、

    「今日(昨日・先日)お品物を受け取りました」

    「お送りいただいた○○が届きました」

    などとし、メールの主旨を相手に伝えます。

  • その後は、

    ・心遣いをいただいたことについての感謝

    ・品物の感想

    ・結婚や出産についてのコメント

    ・新郎新婦、パパ・ママに対してのメッセージ

    と続けましょう。

  • 文例は以下を参考にしてください。

  • ・心遣いをいただいたことについての感謝

    「お気遣いありがとうございます」

    「お心遣いに感謝いたします」

  • ・品物の感想

    「とても(可愛い、上品)で素敵です」

    「(家族みんなで)美味しく頂きました」

    「毎日使うものなので助かります」

    「大切に使わせていただきます」

  • ・結婚や出産についてのコメント

    「先日は素敵な結婚式にお招きいただきありがとうございました」

    「○○ちゃんの笑顔が可愛らしいですね」

    「○○ちゃんの目元がママにそっくりですね」

    「○○ちゃんのご成長が楽しみですね」

  • ・新郎新婦、パパ・ママに対してのメッセージ

    「お体に気をつけて」

    「休めるときは休んで、頑張りすぎないようにね」

    「ご家族皆様のご健康をお祈りいたします」

    「落ち着いたらお会い出来るのを楽しみにしています」

  • 感謝の言葉とともに、相手の顔を思い浮かべながら近況報告などを書き添えるとより気持ちが伝わりやすくなります。

  • 内祝いが届いたら、すぐにお礼状を出すのがマナーです。しかし普段書く機会がないと、お礼状の基本的な構成やマナーが分からず、書くのを躊躇してしまうことも多いのではないでしょうか。

  • 今回は、お礼状を書くのが初めてという人向けにお礼状の基本的なマナーや、お礼状の書き方、例文、注意点などを紹介しました。お礼状は感謝の気持ちを伝えるためのものですから、文章の構成などに深く思い悩む必要はありません。また、書き方がわからないからといってテンプレートをそのまま使用しても相手に想いは届きません。具体的なエピソードを入れて、相手に感謝の気持ちをストレートに届けるようにしましょう。

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