「内のし」と「外のし」の違いは?出産内祝いを注文する際に知っておきたいマナー
「内のし」と「外のし」の違いは?出産内祝いを注文する際に知っておきたいマナー

2019/02/27

「内のし」と「外のし」の違いは?出産内祝いを注文する際に知っておきたいマナー

出産内祝いを贈る際は、親しい間柄であってものしをかけるのがマナーであると以前お伝えしました。(過去記事 出産内祝いの基礎知識。“のし”はどうする?タブーはある?
実は、のしには「内のし」と「外のし」の2種類が存在することをご存知ですか?
なぜ2種類あるのか、違いは何なのか、どのように使い分ければいいかなど、気になることがたくさんありますよね。
出産内祝いの贈り物にはどちらが最適なのかわからず、悩んでしまう方も多いでしょう。

そこで今回は、「内のし」と「外のし」の違いや、それぞれのマナーについてご紹介します。
これから出産内祝いを贈る予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「内のし」と「外のし」の違いは?

  • 「内のし」と「外のし」の2種類が存在するのし紙ですが、実は使い分けについて厳密な決まりがあるわけではありません。しかしそれぞれに適切なシーンがあるとされていますので、状況に応じて使い分けましょう。

    また、土地柄や風習によってもどちらが最適かは異なります。贈り先の土地の風習がわからないときは、家族やその土地の百貨店などに尋ねましょう。

  • 「内のし」の意味

    「内のし」は品物の上に直接のし紙をかけ、その上から包装紙で包むことを指します。包装紙を開けるまで、誰から何の目的で贈られたものなのかわからないことから、控えめに贈り物をしたいときに用いられることが一般的です。

    また、最近では贈り物を郵送する機会が多く、配送中に破れたり汚れたりすることを避ける意味でも内のしが選ばれることがあります。

  • 「外のし」の意味

    「外のし」は品物を包装紙で包み、その上からのし紙をかけることを指します。一目で贈り物の目的がわかるため、贈り物であることを強調したい場合や、多数の贈り物が届くと予想される場面で用いられることが多いです。

    また、直接手渡しする贈り物には外のしを使うことが一般的であるとされています。

それぞれマナーがある!

  • 出産内祝いを贈る際のお礼状に関するマナーについては、これまでに複数の記事でご紹介してきました。(過去記事 メッセージの送付も忘れずに!出産内祝いのお礼状の文例まとめ出産内祝いのメッセージってどうする?基本マナーと文例集まとめ

    のしをかける際にもマナーがあるので、失礼がないようにしましょう。

  • 「内のし」「外のし」に共通するのは、紅白蝶結びの水引ののし紙を選ぶこと。お祝いの水引にはもうひとつ「結び切り」がありますが、出産内祝いの場合は「何度繰り返してもおめでたいこと」に用いられる「蝶結び」が最適です。

  • 表書きには「御礼」と記入しないよう注意してください。出産内祝いは本来「赤ちゃんが生まれたお祝いのおすそ分け」という意味の贈り物です。お祝いを頂いたからお返しするものではないため、お礼状などにもお返しという言葉を使わないのがマナー。そのため表書きは「内祝」もしくは「出産内祝い」とし、下に赤ちゃんの名前だけを記入します。親の名前ではないので注意しましょう。また、出産祝いを頂いた方へ赤ちゃんの名前を披露する意味も兼ねているので、読みやすさに関係なくふりがなをふるとより親切です。

  • 「内のし」と「外のし」の違いでも述べたとおり、どちらかを選ぶ明確な定義はないとされていますし、基本的なマナーはどちらであっても同じです。しかし適切な場面はそれぞれ違います。どのようなケースで使い分けるのか見てみましょう。

  • 「内のし」を使用するケース

    「内のし」の場合、のし紙の上には包装紙があるため、受け取った時点では表書きが見えない状態です。「内祝い」は現在ではお祝いを頂いた際のお返しとして贈られることが一般的ですが、本来は“自分の祝い事をおすそ分けする”という意味で贈るもの。そのため、出産内祝いには控えめな気持ちを表す内のしが好ましいとも言われています。また、古来はのしをかけた品を風呂敷で包んで持参するものとされていたため、包装紙を風呂敷代わりと捉えると内のしが本来の形式に近いと考える人も。

  • 『内のしの意味』でも述べたとおり、郵送する際も内のしが最適です。配送中にのし紙が破れたり汚れたりすれば、受け取った方が悪い印象を抱くかもしれません。個人情報保護の観点からも、直接持参しないのであれば内のしを選ぶと良いでしょう。

  • 「外のし」を使用するケース

    「外のし」の場合は、包装紙の上にのし紙をかけます。相手の慶事を祝う贈り物に最適とされていて、結婚祝いや出産祝いには外のしを用いられることが多いようです。また、直に渡す場合は外のしにして、風呂敷や紙袋に入れて持参するのが主流とされています。出産内祝いであっても特別な理由がなければ、手渡しの際は外のしを選ぶと良いでしょう。

  • 手渡しする際は玄関先で渡したり、紙袋ごと渡したりしないように注意してくださいね。部屋に通されてから挨拶するタイミングで渡すのがマナーとされています。風呂敷や紙袋から品物を取りだしたら、一旦自分の方へ正面を向けて置きましょう。それから贈る方の正面にのしが向くように回し、両手で差し出してください。

  • 出産内祝いを贈る際に悩んでしまう「内のし」と「外のし」。ご紹介したとおり、どちらを選ぶか明確な決まりはありません。しかしながらそれぞれに意味があり、適切とされる場面は異なります。本来控えめな贈り物である出産内祝いの場合は、「内のし」が良いと言われることも。また、郵送の際はのし紙が破れたり汚れたりするのを避けるために「内のし」が最適です。手渡しの際には「外のし」にするのが主流であると言われています。どのように贈るのかや、その土地の風習などに合わせて最適なかけ方を選んでくださいね。

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