保育所、こども園、ベビーシッター…etc. 子どもの預け先の種類を知ろう
保育所、こども園、ベビーシッター…etc. 子どもの預け先の種類を知ろう

2019/02/22

保育所、こども園、ベビーシッター…etc. 子どもの預け先の種類を知ろう

就学まで通える保育所、幼稚園と保育所の機能を併せ持つこども園、3歳未満児を対象とした小規模保育、自宅でのベビーシッターサービスなど、子どもの預け先は多様化しています。どんな種類があるのか、わかりやすく解説します。

文:太田陽介(京田クリエーション)

一定期間、子どもを預けられる保育施設

  • 「認可保育所」

    認可保育所とは、0~5歳児を対象にした公的な保育施設です。子ども一人あたりに必要な広さや年齢ごとの子どもの人数に対しての保育士の数、施設設備、職員の資格など、国が定めた基準を満たした施設になります。

    認可保育所には、公立と私立があります。

  • ・公立保育所:市区町村といった自治体が運営。保育内容に関しては、私立ほど施設ごとの違いはない。

    ・私立保育所:企業、NPO法人などが運営。施設によって教育方針など特色が異なる。

  • (申し込み先)

    住んでいる市区町村の役所に申請

  • 「認定こども園」

    幼児教育・保育を一体的に行う施設。3歳以上の幼児に対して学校教育を行う幼稚園的役割と、4時間から約8時間まで保育時間を選べる保育所的役割の両方の機能をもっていることが大きな特徴です。

    対象となるのは、両親がともに就労していたり、妊娠中・出産を控えているなどの理由で「保育の必要を認定される3歳未満の子ども、保育の必要を認定される3歳以上の子ども」と、専業主婦・主夫が家庭にいるなどの理由で、「保育の必要を認定されない3歳以上の子ども」です。園ごとに、地域の実情や保護者のニーズに合わせて保育時間や教育内容が異なることも特徴です。

  • (申し込み先)

    保育の必要を認定されない3歳以上の子どもは、施設に直接申請。保育の必要認定をされた0歳~5歳児は、住んでいる市区町村の役所に申請

  • 「小規模保育所」

    2015年に国が施行した「子ども・子育て支援法」によって、新たに加わった認可保育所の一種。0歳~3歳未満の子どもが対象。定員が6人から9人までという少人数が特徴で、マンションの一室や戸建ての住宅などを保育所にしている施設も多くあります。

    主に、3つのタイプに分類されます。

  • ・A型:職員全員が保育士の施設

    ・B型:半数以上が保育士の施設

    ・C型:職員が家庭的保育者(市区町村の研修を受けた保育士、保育士と同等

        の知識・経験を有すると認められた者)の施設

  • (申し込み先)

    住んでいる市区町村の役所に申請

  • 「事業所内保育」

    会社などの事業所内に設けられた、主に0歳〜3歳未満の子どもを対象にした、保育施設。本来は、従業員が利用するための保育所ですが、従業員以外の子どもを預かる「地域枠」を設けている施設もあります。

  • (申し込み先)

    ・従業員枠:事業所に直接申請

    ・地域枠:住んでいる市区町村の役所に申請

  • 「居宅訪問型保育」

    ベビーシッターや保育士が子どもの自宅に訪問し、1対1のマンツーマンで、保育を行います。対象となるのは、原則として、3歳未満の保育を必要とする乳幼児で市区町村による利用認定が必要になります。1日最長約8時間、主に0歳児(生後57日以後)から3歳までの期間の保育に対応しています。

  • (申し込み先)

    住んでいる市区町村の役所に申請

  • 「認可外保育所(無認可保育所)」

    国の児童福祉法に基づく認可を受けていない保育所のことです。保育される子どもの人数に対する保育士の数や施設の広さなど、国が定める基準に当てはまらない保育施設を認可外保育所と呼びます。

    例えば、以下のような施設があります。

  • <自治体が独自に助成する認可外の保育施設の例>

    ・認証保育所

    東京都独自の基準により設置された認可外の保育施設。対象となるのは、基本型は都内在住の0歳〜5歳児、小規模・家庭保育型は都内在住の0歳〜2歳児を対象など。運営は、認可外保育所と同様に各民間施設で行われます。保育料は、区によっては一部助成金が支給されます。

  • (申し込み先)

    各施設に直接申し込みを行う

  • ・横浜保育室

    横浜市が運営費を助成している、認可外保育施設。対象となるのは、横浜市内に在住する0歳~3歳児(施設によって受け入れ年齢は異なる)。保育料の上限が5万8100円(基本保育時間)と決められており、また、兄弟が認可保育所、認可外保育所を利用している場合、保育料が3歳未満は月額1万8000円、3歳児は月額9450円が減額されます。

  • (申し込み先)

    各施設に直接申し込みを行う

  • <公的な助成を受けていない認可外施設>

    ・ベビーホテル

    19時以降の保育や、宿泊を伴う保育を行っている施設。個人運営や企業運営などがあり、保育の内容もさまざまです。

  • (申し込み先)

    各施設に直接申し込みを行う

  • 「幼稚園」

    3歳~5歳児を対象にした保育施設。基本、9時~14時頃までの保育を行っていますが、希望者には「預かり保育」という延長保育を実施している幼稚園も多くあります。主に16時〜17時までの延長があり、最近では18時~19時頃まで預かり可能な園もあります。

  • (申し込み先)

    各施設に直接申し込みを行う

いざという時に助かる、預け先

  • 「ベビーシッター 」

    自宅や民間の託児所や企業などに出向き、0歳から12歳までの子どもの面倒をみてくれる民間のサービスです。サービス内容は、運営会社によって異なります。急な依頼にも対応してもらえる利便性はありますが、料金は公的な施設に比べると、比較的高いことが多いです。

  • (申し込み先)

    各運営会社

  • 「ファミリー・サポート・センター」

    地域において、育児の援助を受けたい人と育児を手伝いたい人が会員になって、子育てについて助け合う、市区町村が運営する会員組織です。対象となるのは、0歳から小学校高学年程度まで(自治体によって異なる)。保育施設の開園前や終了後の子どもの預かりや保育施設などへの送迎などを行ってくれます。

  • (申し込み先)

    住んでいる市区町村のファミリー・サポート・センターに申請

  • 「一時保育」

    幼稚園や保育園などに通っていない子どもを対象に、認可保育園や幼稚園、認定こども園などで、平日の昼間に一時的に預かってくれるサービス。利用時間や対象年齢は自治体や施設ごとに異なります。

  • (申し込み先)

    各施設に直接申し込みを行う

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