抱き癖が付くのはいつからいつまで? 抱っこしすぎない方がいいの?
抱き癖が付くのはいつからいつまで? 抱っこしすぎない方がいいの?

2018/12/28

抱き癖が付くのはいつからいつまで? 抱っこしすぎない方がいいの?

抱っこをやめた途端に赤ちゃんが泣き出してしまう、そんな悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。
そんな状態が続くと、抱き癖がついてしまうのではないかと心配になってしまいますよね。
抱っこに頼ってばかりいると抱き癖がついてしまうというのは本当なのでしょうか。
また、抱き癖がつくとどんな影響が生じるのでしょうか。

先輩ママの体験談も交えながら、抱き癖にまつわる疑問の数々をまとめます。

そもそも抱き癖とは?

  • 抱き癖とは、ママが赤ちゃんを頻繁に抱っこしてあげることで、だんだんと癖がついてきてしまい、抱っこしていないと赤ちゃんがなかなか泣き止まなくなってしまうことを指します。抱き癖がつくと良くないというイメージがあるかもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。まずは抱き癖の特徴をチェックしてみましょう。

  • 産後、どれくらいから抱き癖がついてしまうのか?

    一般に抱き癖がつくのは、産後3カ月ぐらいからといわれています。赤ちゃんの視力はおよそ生後4カ月ごろから発達。赤ちゃんはこの頃から周囲で起こっていることが分かり始めるので、ママの表情や態度を観察しながら甘えるといった反応をするようになってきます。

  • 抱き癖がつくのは良くない?

    赤ちゃんにとって抱っこは、ママからの愛情を感じられる大切なスキンシップです。抱っこされてママの心拍音を聞くことで、安心感を得ることもできます。抱き癖がつかないようにと抱っこを我慢させると、赤ちゃんのストレスになってしまい、かえって良くない影響を及ぼす可能性もあります。

  • 抱き癖はいつ終わるの

    赤ちゃんは、生後9カ月ぐらいになるとハイハイを始めて一人遊びができるようになります。個人差はありますが、この頃になると、それほど抱っこを要求しなくなってきます。抱き癖がついたとしても、この頃から3歳頃までにおのずと癖はとれてくるものです。

抱き癖についての一昔前の意見

  • 一昔前は、赤ちゃんを抱っこしてばかりいると抱き癖がつくからよくないという意見があったようです。

  • ・甘やかしすぎるという意見

    赤ちゃんが泣いたりぐずったりするたびに、すぐに抱っこばかりすることは、甘やかしだという意見があります。赤ちゃんが、大きな声で泣けば自分の要求が通るのだと勘違いして、欲求を満たすために泣いて抱っこをせがむという状態になってしまうというわけです。

  • ・厳しく育てるべきという意見

    これまでは、赤ちゃんが泣くたびに抱っこしてあげたり気にかけたりすると、わがままな子どもに育ってしまうのではないかと危惧する意見がありました。子どもをきちんとしつけるためにも、思い通りにならないこともあるということを赤ちゃんのうちから教えて、厳しく育てるべきだという考え方が一般的でした。

抱き癖は心配不要!

  • たしかに、赤ちゃんが泣くたびに抱っこしてあげていたら甘やかしになってしまうという意見は気になりますよね。しかし、心配は要りません。現在はたくさん抱っこしてあげることが推奨されているんです。

  • 赤ちゃんに抱っこが必要な理由

    じつは、赤ちゃんを抱っこしてあげることはとても大切なこと。赤ちゃんは抱っこをされると安心感や満足感を得ることができます。逆に抱っこをしてもらえなかったり、泣いて訴えてもママが反応してくれないことが続いたりすると、ストレスがたまってしまうのです。それどころか、やがて「泣いても抱っこしてもらえないんだ」とあきらめて感情を表現しなくなる可能性さえあるとの指摘も。むしろ抱っこをたくさんしてあげることで、親離れが早くなるという意見もあります。抱き癖をつけないためにもたくさん抱っこしてあげることが必要ということですね。

  • 夜泣きしたとき

    育児の悩みと言えば、赤ちゃんの夜泣き。なんとか泣きやまそうといろいろな対策を考えるでしょう。赤ちゃんが泣くのには、必ず理由があります。その理由を取り除いてあげずに放置してしまうと、赤ちゃんにとっては大変なストレスに。しつけと称して放置するケースもあるかもしれませんが、逆効果です。

  • 赤ちゃんが夜泣きをするのは、昼間になんらかの強い刺激を受けたり、気持ちが落ち着かなかったり、寝具が不快であったり、睡眠サイクルがずれていたりといろいろな原因が考えられます。しかし、ただ単にママとスキンシップしたいという気持ちから夜泣きしている可能性もあるのです。

  • 赤ちゃんが夜泣きをしたら、決して放置するのではなく、不安を取り除いてあげられるようにいろいろと試してみましょう。赤ちゃんはママに触れているだけでも安心しますので、優しく寄り添ってあげたりマッサージしてあげたりするのがおすすめです。特におすすめなのが、抱っこをしてあげることです。

  • 赤ちゃんは、自分が泣くと抱っこしてもらえるということを覚えると、ママへの信頼感が芽生え、情緒豊かな子どもに成長していくと言われます。抱き癖は、良くないどころか、子どもの成長のためにむしろ大切なものなのです。抱っこの癖がついたとしても心配無用ということですね。

抱き癖にまつわる先輩ママの体験談

  • 「赤ちゃんが抱っこを要求してきたらできるかぎり応えてあげる」のが、今の常識となりつつありますが、なかなか理解されていないのが現状です。抱き癖にまつわる先輩ママたちの体験談を参考にしてみましょう。

  • 生後1ヶ月半の赤ちゃんのママの体験談をまずご紹介します。

  • 赤ちゃんが泣いたので抱き上げたら、すぐに泣き止んだのですが、それを見た義父母に「ほーらもう抱き癖がついた」と言われました。ほかにも、スーパーでも抱っこで買い物していたときに、見知らぬ方から「抱き癖がつくんじゃない?」と言われたことも。出産した病院では抱っこをすることを推奨されたんですが、抱き癖というのは悪い癖なのかと、心配しています。

  • このように、一般にはまだまだ抱き癖は良くないことだという認識が浸透しているようです。

    しかし、実際に子育てをしたママたちの意見は、泣いたら抱っこしてあげればいいというものがほとんど。どんなに長くても抱っこして欲しいという時期は3〜4歳ごろまでなので、それまではたくさん抱っこしてあげるべきという意見が多くみられます。

  • 以前は子どもがたくさんいる家庭が多く、ママが忙しいために手をかけて育てることができないので、抱き癖をつけないようにあまり抱っこはするなと言われていたのではないかという意見も。つまり、抱き癖がつかないようにするべきというのは、大人の事情だったということです。

  • 一人めのときはすぐに抱っこしてあげたけれど、二人めのときは忙しくなってすぐには抱っこしてあげられないことが多いという方のお話だと、しばらく放置していると赤ちゃんは仕方なくあきらめてしまうそう。泣くことでなんらかの反応が欲しいと思っている赤ちゃんの期待を、その都度裏切ってしまうことになります。お互いの信頼感を築くための絶好のチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。

  • 「泣き叫ぶ赤ちゃんをわざと放置するなんておかしい」「わざと抱っこしないのは無視ですよね」「抱き癖がつくという周りの意見は気にせずスルーするのが一番」、多くのママがこのような考えを持っているようです。

  • また、抱っこしたいと思ってもそのうち自然に嫌がられるようになるから、今のうちにたくさん抱っこしておこうという声もありました。

  • このように、抱き癖をつけない育児のメリットが見つからないという意見が多数でした。

  • 抱き癖がつくとよくない、すぐ抱っこするのは甘やかしだ、子どもがわがままになるという話には根拠がなく、ひと昔前の考え。大人の都合を優先するために言われていたのかもしれません。現在、産婦人科医をはじめとする専門家は、「赤ちゃんが抱っこを求めてきたらできるだけ応えてあげるべき」、「抱き癖がついても構わない」という考えのほうが多いです。赤ちゃんは、抱っこしてもらうことで安心感や満足感を覚え、情緒豊かな子どもに成長します。いつかは抱っこを嫌がる時期がきますので、今のうちにどんどん抱っこしてあげましょう。

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