育児疲れため込んでない?症状をチェックして上手に発散!
育児疲れため込んでない?症状をチェックして上手に発散!

2018/11/30

育児疲れため込んでない?症状をチェックして上手に発散!

育児は子どもの成長を楽しめる反面、とても疲れるものでもあります。
厚生労働省の調査では、約90%の人が育児疲れを経験していると回答したという結果が出ています。
育児疲れは体力を消耗するだけでなく精神的にも負担が大きく、無理して頑張りすぎてしまうと「産後うつ」や「育児ノイローゼ」になってしまう可能性もあります。

ここでは、上手に育児疲れのストレスを発散する方法をご紹介していきます。

監修者:大塚真紀(医師、医学博士)

育児疲れはママの約90%が実感している

  • ママにとって育児は子どもと一緒に過ごせる楽しい時間ではありますが、大変なことも多く、心と身体をとても疲れさせてしまうものでもあります。厚生労働省が実施した「主な保育パターン別にみた子どもを育てていて負担に思うことや悩み(複数回答)」という調査では、負担に思うことや悩みがあると答えているママは約90%もいるのです。育児の負担や悩みは以下の項目が多いようです。

  • ・自分の自由な時間が持てない…58.9%

    ・子育てによる身体の疲れが大きい…32.1%

    ・気持ちに余裕をもって子どもに接することができない…23.0%

    ・目が離せないので気が休まらない…22.7%

    ・子どもが言うことを聞かない…21.9%

    ・仕事や家事が十分にできない…20.0%

    ・子どもを一時的に預けたいときに預け先がない…12.0%

  • 世の中のほとんどの人が育児に対して何らかの疲れを感じています。つまり、育児疲れはどんなママも経験して当たり前だということです。「育児に対して疲れを感じるのは自分自身が未熟だから」とか、「家事や仕事など他の用事と育児の両立ができないのは自分だけ」と育児に疲れた自分を責める必要は全くありません。

  • 育児をするということは、プライベートな自分、仕事をする自分、妻としての自分などといった"今までの自分"に"ママという自分"がプラスされた状態です。大変になるのは当然です。子どものために自分を犠牲にしすぎず、「ママではない自分」も大切にしてあげましょう。

もしかして育児疲れ?自分の育児疲れをチェック

  • 育児が大変だなとは思うけど自分は育児疲れとは無縁なタイプだし……とか、なんだか疲れてだるい気はするけど育児疲れじゃなくて怠けているだけかもしれない、と身体や心の疲労を無視してしまうのは危険です。なぜなら、頑張りすぎてしまうタイプのママほど、気づかないうちに心と体が悲鳴をあげて「産後うつ」や「育児ノイローゼ」になってしまうこともあるからです。

  • 少し疲れているのかなと感じたら、以下の項目に当てはまるかをチェックしてみてください。

  • 1)最近、家族で一緒にご飯を食べていないように思う。

    2)最近、子どもと一緒に公園などへ遊びに行っていないように思う。

    3)最近、近所の人とあまり会話をしていないように思う。

    4)自分の子どもはかわいくないと思ったことがある。

    5)育児雑誌のとおりいかなくて悩んだり、不安になったりしたことがある。

    6)地域の行事にあまり参加していないと思う。

    7)子どもが生まれてこなければよかったと思ったことがある。

    8)最近、遊び相手やお話の相手をしていないように思う。

    9)最近、配偶者とよくケンカしていると思う。

    10)子育てに追われて自分の時間がとれないように思う。

    11)子どもとどう接していいか分からないときがある。

    12)イライラして子どもを叩きそうになったことがある。

    13)子どもが自分の言うことを聞かないと思う。

    14)子どものしつけに多少の体罰はつきものだと思う。

    15)身近に子どものことについて相談できる人があまりいないように思う。

    16)自分ひとりで子どもをしっかり育てていかなければならないと思う。

    17)怒りにまかせて思わず子どもを叩いてしまったことがある。

    18)自分の子どもにある特定の子どもと遊ばないように言ったことがある。

    19)子どもがあまり自分になついていないように思う。

    20)他の子どもと自分の子どもを比較したことがある。

    21)最近、配偶者が子育てに協力してくれていないように思う。

    22)子どもを叱って後悔したことがある。

    引用元:京都府ホームページ「子育てお疲れチェック」 

  • あなたはいくつ当てはまりましたか?チェック数が多い場合は育児疲れの可能性が高いということなので、少し頑張りすぎているのかもしれません。ママだってひとりの人間です。自分の心と身体が疲れているときに無理して頑張り続けることなんてできないのは当たり前です。まずは、頑張っている自分自身を認めてあげましょう。

育児疲れのストレス発散法

  • 育児に疲れたと思ったら自分なりのストレス発散法を試してみましょう。

  • ・育児サークルに参加する

    ・ママ友と愚痴を言いあう

    ・ママが集まっているネットの掲示板で話をする

    ・友人を自宅に招いて話を聞いてもらう

    ・歌いながら家事をする

    ・声を出して泣く

    ・好きなアロマの香りを活用する

    ・ノートに不安や不満を書きなぐる

    ・子どもが寝ている間を自分の時間にする

    (録画していたドラマを観る、自分もお昼寝する、ネットショッピングをする、趣味の世界に没頭するなど)

    ・少しの時間でも公園やコンビニなど外に出かける

  • また、全ての家事や育児を完璧にするのではなく、疲れを溜め込まないための工夫も試してみましょう。

  • ・家事をある程度手抜きする

    (洗濯物はたまってから、掃除はパートナーが帰ってくる1時間前に、お惣菜を活用するなど)

    ・お風呂の時間は1人でゆっくり過ごす

    ・一時保育を利用する

    ・園庭開放や児童館で子どもを遊ばせる

    ・パートナーや家族に子どもを任せて自分の時間を確保する

    ・ベビースイミングなどの習い事をさせる

  • 子どもと離れることは悪いことだと思いがちですが、決してそんなことはありません。子どもと離れる時間を作ることでママに余裕が生まれるという大きなメリットがあります。また、SNSで他のママ達と比較して落ち込むママもいますが、基本的にSNSは良い面しか投稿されないものです。自分をそれと比較して落ち込む必要はありません。

  • 育児疲れに悩んだ時は市町村や民間のカウンセリングを受けるのもオススメです。

    カウンセリングというとハードルが高いと感じるママもいますが、意外と活用しているママは多いもの。パートナーの転勤や引っ越しなどで身近に話せる友人や家族がいないという場合は、そういったサービスも利用してみましょう。

  • ストレスの感じ方は人それぞれですし、子どもの成長スピードもさまざまです。そのため、育児疲れは周りに理解してもらえないこともあるでしょう。でも、周りに理解してもらえなくたっていいんです。あなたがつらいと感じるのなら我慢する必要なんてありません。頑張って育児をするのはとても素敵なことですが、無理をしすぎるとママの心と身体が悲鳴をあげてしまいます。適度に育児疲れのストレスを発散して、毎日頑張っているママの時間も大切にしてあげてくださいね。

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