将来のために、今のために。育児休業給付金を有効活用するには?
将来のために、今のために。育児休業給付金を有効活用するには?

2018/10/25

将来のために、今のために。育児休業給付金を有効活用するには?

育児休業に入ると給付される育児休業給付金。どのように使うかについて、何かプランを立てていますか?
育児休業給付金とは、育児休業で無給の期間中に会社の雇用保険から給料の50~67%が支給される制度のことです。詳しくは、こちらの記事(子どもが産まれたらやらなきゃいけない!お金の手続きリスト)をご覧ください。
育児休業給付金を子どもや家族のために有効活用したい、と考えるママのために、本記事では給付金を有効活用する方法について提案します。将来に備えるか、今をより充実させるかという方向で2プランずつご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

将来に備えて有効活用する|学資保険

  • 将来に備えるお金の使い方として、子どもの教育費のために、育児休業給付金を学資保険へ回すことを検討してみてはいかがでしょうか。

  • 学資保険とは、子どもの教育資金を目的とした貯蓄型の保険です。子どもの大学入学時に一気に受け取るタイプや、何年かごとに一時金を受け取るタイプがあります。

  • また、学資保険は、保険契約者が死亡した場合、以降の保険料は免除されるという生命保険としての側面も。

  • 払い込んだ保険料に対して受け取れる金額の割合のことを返戻率といいます。返戻率100%を超えると払い込んだ保険料よりも受け取る金額が多くなります。支払い方法として、ある程度まとまった金額を支払う半年払いや年払いがあります。月払いよりも半年払いや年払いの方が返戻率が高くなります。

  • 育児休業給付金を貯めておけば、まとめて半年払いや年払いが可能です。そして、復職した後はボーナス払いにつなげるようにするとスムーズに支払いを続けていけるでしょう。また、保険に加入していると、税金面において毎年年末調整で控除が受けられます。

  • また、給付金と合わせて、お金に余裕があり、学資保険の保険料を一括で納める余裕があれば、一括払いではなく全期前納にしておくのもおすすめです。万が一保険契約者が死亡したときには、前もって保険会社に預けておいた保険料から先々の支払い分が返ってきます。一括払いにすると、支払った年しか税金の控除も受けられないため注意しましょう。

将来に備えて有効活用する|住宅ローンの繰り上げ返済

  • 将来に備えた育児休業給付金の有効活用方法としてもうひとつ検討してほしいことは、住宅ローンがある場合の一部繰り上げ返済です。住宅ローンを繰り上げ返済することにより、利息の節約ができ、総支払額が少なくなります。

  • 住宅ローンを借り入れている金融機関にもよりますが、多くは「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類の繰り上げ返済方法が用意されています。利息の節約額では期間短縮型の方が恩恵が大きく、返済額軽減型は、月々の負担が軽くなる、という点がメリットです。

  • 住宅ローンの繰り上げ返済にお金をかけるか、学資保険にお金をかけるかは悩みどころで、家族のライフプランによってどちらがおすすめかは変わってきます。育児休業給付金を将来のために使いたいという場合は、一度ファイナンシャルプランナーなどお金の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

今をより充実させる|家族旅行の資金として貯金

  • 育児休業給付金を、今をより充実させる方向で使うなら、家族旅行の資金として貯金するのはいかがでしょうか。

  • 子どもがまだ小さいうちはなかなか遠くへ出かけられませんが、幼稚園~小学生ぐらいの年齢になると、旅行は家族全員の良い思い出となります。

  • 子どもの教育費をいくらか確保することも重要ですが、ここぞというときに思い切って海外旅行や国内旅行を楽しみ、家族の絆を深めましょう。

今をより充実させる|生活費に回す

  • 実際には、育児休業給付金を生活費に回さざるを得ない、という方も少なくありません。普段から1人分の収入だけで生活できるようにしているなら構いません。しかし2人分の収入を前提にした生活をしていると、生活レベルを落とすのは意外に難しいものです。

  • 育児休業給付金があるとはいえ、2人分の収入を前提としている場合、収入は実質的に減少してしまいます。生活が辛い場合は、無理をせずに生活費に回して今をより充実させるという使い方もやむを得ません。

  • 育児休業給付金を生活費以外に回したい場合は、そもそも今から1人分の収入で生活できるように調整しつつ、パートナーやお金の専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

  • 育児休業給付金の使いみちについて、将来に備えて有効活用する方法「学資保険」「住宅ローンの一部繰り上げ返済」と、今をより充実させる方法「家族旅行資金」「生活費」を紹介しました。

  • 育児休業に入ると、パパ・ママいずれかの分の給料が入りません。その代わりに育児休業給付金が支給されるのですが、その金額も100%ではないため、生活費の調整を考えておく必要があります。

  • 現在、1人分の収入だけで生活できていない場合は、生活を見直して月々の支出を抑えるように少しずつ工夫してみましょう。そうすることで、育児休業給付金の使いみちについて、選択肢が広がりますよ。

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