慌てないで!しっかり理解しておきたい出産手当金と扶養の関係
慌てないで!しっかり理解しておきたい出産手当金と扶養の関係

2018/07/31

慌てないで!しっかり理解しておきたい出産手当金と扶養の関係

会社で働く妊娠中のママは「出産手当金」についてご存知でしょうか?
出産手当金とは出産前後の所定の期間に、お給料の一部を支給してくれる制度です。
妊娠・出産には何かとお金がかかるだけに、働く女性にとって嬉しい制度ですよね。
しかし 出産を機に退職を検討しているなどでちゃんと支給されるのか不安を感じる人もいるでしょう。
自分が支給の対象になるのか、あらかじめ確認しておきましょう。

今回は、出産手当金の概要や、扶養との関係性についてご説明します。

出産手当金とは?

  • 待望の赤ちゃんを授かり、いよいよ出産目前。産前は育児グッズをそろえたり、産後は赤ちゃんのお世話に奮闘したり、ママは大忙しですよね。普段はお仕事をしているママも会社を休み、お産・産後の回復に専念することとなります。仕事から離れて時間にゆとりができるのは嬉しいものの、そうはいっても「その間の収入はどうなるの?」と気になる人も多いはず。お仕事をしているママの場合、一定条件を満たせば出産手当金をもらうことができます。

    出産手当金とは、出産のために会社を休んだ際、給料の3分の2にあたる額が支給される制度です。勤め先の健康保険組合、あるいは全国健康保険協会の都道府県支部に申請することで支給が受けられます。

    適応される期間は出産前42日~出産後56日間。実際の出産日が予定日より遅くなった場合は、その超過した日数分も支給されます。

  • 出産手当金をもらえる人は?

    出産手当金の支給を受けるためには次の条件を満たす必要があります。

  • ・各健保組合の被保険者であること

    ・妊娠4ヶ月以上の出産であること

    ・支給の対象となる期間に仕事を休んでおり、給料の支払いがない(またはもらっている給与が手当金より低い額である)こと

  • なお、出産手当金の詳しい手続き方法などはこちらの記事(出産手当金は国保でももらえるの?支給条件や手続き手順を解説)でも解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

気になる出産手当金と扶養の関係とは

  • 出産手当金を受けるためには、自分自身が被保険者であることが条件です。つまり、被保険者の妻が出産した場合は、支給の対象にはならないのです。

    なお、妊娠中に勤めていた会社を退職して夫の扶養に入った場合も、出産予定日の42日前まで在職していれば、支給を受けられる場合があります。(被保険者期間が1年以上あり、退職日に出勤していないことが条件。詳細は全国健康保険協会のホームページや、勤め先の保険組合にお問い合わせのうえ、ご確認ください。)

出産手当金がもらえないケース

  • 出産手当金の対象外となるケースについて、もう少し詳しく解説していきます。例えば次のような人は、出産手当金をもらうことができません。

  • (1)もともと専業主婦で、夫が被保険者・妻が扶養家族というケース

    (2)パートなど夫の扶養内で働いており、妻自身が保険組合に加入していないケース

    (3)妊娠中も働いており、自らが被保険者であったが、支給開始前に退職して夫の扶養に入ったケース

  • なお、前述の通り、(3)のケースでは退職日が出産手当金の支給開始後であれば出産手当金の対象になります。ただし、出産手当金以外にも何らかの収入があった場合、扶養から外れてしまう可能性もあります。副業などしている場合は心に留めておきましょう。

  • 出産を目の前に、何かと気がかりなお金のこと。妊娠・出産を機に退職を検討しているママも多いでしょうが、退職前に出産手当金と扶養の関係をあらかじめ知っておけば安心して手当金を受給できます。ぜひゆとりがある時期に勤め先の保険組合にも問い合わせ、具体的な手続き方法など確認しておいてくださいね。妊娠・出産はママにしかできない大切な役割です。各種手続きはスムーズに済ませ、体調管理に専念しましょう!

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