産後ママに起こる体の変化をご紹介!お腹・おっぱいの痛みとは?
産後ママに起こる体の変化をご紹介!お腹・おっぱいの痛みとは?

2018/05/22

産後ママに起こる体の変化をご紹介!お腹・おっぱいの痛みとは?

赤ちゃんが生まれたら毎日育児で大変ですよね。
楽しかった妊娠中とは打って変わって、産後ママの生活は壮絶です。
日中は赤ちゃんのお世話で忙しく食事もままならず、夜は夜泣き対応で睡眠不足。忙しくてヘトヘトのママが多いのではないでしょうか。育児に追われていると、つい、自分の体調をおろそかにしがちです。
しかし、産後のママの体にはさまざまな変化が現れます。
ママの体調の変化について知って、きちんとケアしていきましょう。

監修者:大塚真紀(医師、医学博士)

妊娠中だけじゃない!重要な「産褥期」

  • 妊娠中は体調の変化に敏感になりますよね。しかしママの体が変化するのは妊娠中だけではありません。産後、特に出産から8週間までの産褥(さんじょく)期には、ママの体にめまぐるしい変化が訪れます。産褥期はお産を終えて元の体に戻るための、大切な過渡期なのです。

気になる産後の変化「お腹・おっぱい」はどうなる?

  • 産褥期の症状として代表的なのが、子宮と乳房の変化です。それぞれ、どのように変化するのか知っておきましょう。

  • 出産後に起こる子宮の変化

    出産後に起こる下腹部の痛みを、出産方法ごとにご説明します。

  • ・経腟分娩(自然分娩・無痛分娩)

    妊娠中に大きく肥大した子宮は、分娩が終了した後に、元の大きさに戻ろうとします。その過程で子宮の収縮が起こり、ズキズキとした痛みをともなうことがあります。これが「後陣痛」と呼ばれるものです。痛み方には個人差がありますが、「陣痛と似た痛み」という声もあれば「生理痛を重くした感じ」と表現する人もいます。後陣痛は産後1週間ほどで治まることが多いですが、痛みで夜眠れないママも少なくありません。

  • ・帝王切開

    帝王切開の場合は分娩終了後、数時間すると麻酔が切れて痛みを感じるようになります。傷口の痛みはもちろんのこと、麻酔が切れる際の頭痛や吐き気に苦しめられる人も。さらに、経腟分娩の人と同様に後陣痛が起こる可能性もあります。傷口の痛みは4~5日ほどで和らいできますが、帝王切開のママからは「色んなところが痛くて大変だった」といった声が多く聞かれます。

    分娩方法は人によって異なりますが、産後のママが感じるお腹の痛みは相当なものです。入院中だけでなく、産後3週間~1ヶ月後のいわゆる”床上げ”までは安静にし、無理をしないことが大切です。

  • 産後は乳房にも大きな変化が

    産後育児といえば、”授乳”が大きな仕事です。出産後、経産婦さんは1~2日ほど、初産婦さんは2~3日ほどで母乳の生成が始まります。おっぱいが張ってきて、人によってはパンパンになってしまうことも。生まれたての赤ちゃんはまだ、母乳を飲む力や技術が未熟であるため、せっかく作られた母乳が乳房内に残ってしまうこともあります。これが原因で母乳が乳腺にとどまる「うつ乳」や、そこから「乳腺炎」に発展し、感染や発熱を引き起こす可能性も。

    対処法としては、授乳と授乳の間隔を空けすぎず、こまめに赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことが重要です。また、おっぱいが痛んだり、赤ちゃんがうまく吸い付けないなどのトラブルがある場合は、助産師に相談しましょう。

ホルモンバランスや心の変化

  • 産後のママが体験する変化は、体のことだけではありません。出産という大仕事を終えたママは身も心も疲れ切って、気分が落ち込んだり急に涙が出たり……。これは「マタニティーブルーズ」と呼ばれる、出産直後~10日くらいの間に起こる生理現象だと考えられています。

    一般的にマタニティブルーズは、一過性の症状で、時間とともに緩和すると言われますが、中にはだるさ・頭痛など体に不調が現れたり、産後うつ病に進展するケースも。ママ一人で抱え込むのではなく、パパを含めた周囲の人にも育児に参加してもらい、ママの負担軽減をはかりましょう。

  • 生まれて間もない赤ちゃんを目の前にすると、「あれをしなくちゃ、これをしなくちゃ」と焦ってしまいますよね。しかし、赤ちゃんを育てていくためには、ママの健康が欠かせません。赤ちゃんとの生活を楽しむためにも、自分の体と心の状態に気を配りましょう。

    また「何かあれば」ではなく、最初からパパを含めた周囲の人と、育児を分担する姿勢が必要です。産褥期のママの体はとてもデリケート。一人で頑張りすぎず、少しでも体を休めてくださいね。

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