出産手当金は国保でももらえるの?支給条件や手続き手順を解説
出産手当金は国保でももらえるの?支給条件や手続き手順を解説

2018/04/27

出産手当金は国保でももらえるの?支給条件や手続き手順を解説

出産には多くの費用がかかります。少しでも経済的負担を抑えるためにも、出産手当金を受け取りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
子どもが生まれてからも、何かと金銭的な負担は増えていきがちなので、もらえるものはすべてもらっておきたいところです。

そこで今回は、「出産手当金を受け取るための条件は何?」、「国民健康保険(国保)でももらえるの?」など、ありがちな疑問についてお答えしていきます。
正しい手続きの方法なども合わせて理解し、出産手当金がもらえるように準備しておきましょう。そうすることで、出産後の生活もよりスムーズにスタートさせることができます。

出産手当金をもらうための条件や手続きは?

  • そもそも出産手当金とは、社会保険に加入している会社員や公務員などが、出産を理由に仕事を休み、その期間の給与がもらえなかった場合に支給される手当です。そのため、

  • ・出産する女性自身が、勤務先で健康保険に入っている(正社員に限らず、パートや契約社員でもOK)

    ・産休中に給与が支払われていない、または支払われている額が出産手当金の額を上回らない

  • ということが、出産手当金をもらうための条件として挙げられます。

  • 出産手当金は、出産日(予定日の後に生まれた場合は出産予定日)を基準として、それ以前の42日(多胎妊娠なら98日)~出産翌日以降56日目までの範囲において、会社を休んだ期間が対象です。出産が予定日より遅くなった場合は、遅れた分の期間も手当が支給されます。なお、出産手当金の支給額は、1日につき、標準報酬日額の3分の2程度です。

  • 申請するためには以下の書類等を準備しましょう。

  • ・申請書(全3ページ)

    申請者情報や申請内容を記入します。なお2ページ目には、出産に関する情報を医師・助産師に記入してもらう欄もあるため、注意しましょう。3ページ目は事業主の証明欄になっているため、事業主に記入を依頼します。

  • ・本人確認書類を添付した貼付台紙

    マイナンバーカード(持っていない場合は、個人番号通知のコピーかマイナンバー記載のある住民票・住民票記載事項証明書のいずれか)と、身元確認書類(運転免許証かパスポート、官公署発行の写真付き身分証明書のいずれかのコピー)を台紙に貼り付けます。

出産手当金をもらう際の注意点は?

  • ・産休中に会社から給与が出る場合

    産休中も会社からの給与が出るときは、その分を差し引いた額が出産手当金として支給されるため、あらかじめ注意しましょう。

  • ・出産を機に退職する場合

    出産により退職した場合、健康保険に加入して1年未満であれば出産手当金が支給されません。そのため、退職を検討している方は、健康保険の加入期間を必ずチェックしておきましょう。また、退職日に出勤していないことも支給を受ける条件に含まれています。「間違って出勤してしまい、手当が受けられない・・・」なんてことにならないためにも注意が必要です。

国保加入の場合は出産手当金がもらえるの?

  • 先にもご説明した通り、出産手当金をもらうためには勤務先で社会保険に入っている必要があります。そのため、国保では出産手当金の支給が受けられません。なお、国保加入者の方は、出産育児一時金の給付が受けられます。出産育児一時金とは、国保や社会保険の被保険者か被扶養者が出産したときに支給されるもので、支給額は出産した子ども1人あたり42万円です。多胎児であれば、その人数分の支給を受けられます。

  • 出産するためには、入院準備用品や出産費用など、さまざまな費用が必要になります。そのため、出産手当金は、家庭の経済的負担を抑えてくれるありがたい制度だといえます。支給を受けるための条件や、申請に必要な書類、そして注意点などを事前にしっかりと確認してください。また、国保では出産手当金がもらえないため、出産育児一時金などの制度を活用しましょう。必要な知識を身につけて、スムーズに手続きを進められるようにしたいものですね。

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