1人で悩まないで!育児ノイローゼの症状や対処法を知ろう
1人で悩まないで!育児ノイローゼの症状や対処法を知ろう

2018/04/06

1人で悩まないで!育児ノイローゼの症状や対処法を知ろう

出産後、満足に休息も取れずに育児に追われている女性も多いことでしょう。
特に、1人で育児や家事をこなしている女性は、悩みを1人で抱えこんでしまいがちです。ストレスや疲労が積み重なって、自分は育児ノイローゼではないかと心配になってしまうこともあるはず。

そこで今回は、育児ノイローゼの症状や対処方法、そして相談先についてまとめてみました。
育児に悩んでいる女性はあなただけではありません。
1人で解決しようとせずに、育児ノイローゼについての知識を得て、適切な対処が取れるようにしていきましょう。

監修者:大塚真紀(医師、医学博士)

育児ノイローゼって何?どんな症状がある?

  • 育児ノイローゼとは、子ども(乳幼児)を育てている母親が、ストレスや経験・自信の不足などから精神が不安定な状態になることです。別名「育児ストレス」や「子育て不安」と呼ばれることも。育児ノイローゼになった場合、以下のような症状が表れます。

  • ・子どもをかわいいと思えない

    ・子どもに罵声をあびせる、叩く(虐待)

    ・抑うつ気分や不安を感じる

    ・何ごとにもやる気が出ない

    ・不眠症

    ・食欲不振、過食

    ・突然涙が出る

    ・ちょっとしたことでイライラする

  • ほかにも、「自分には親の資格がない、自分のような母親のもとに生まれた子どもがかわいそう」など、ネガティブな思考を持つようになるなど、症状は多岐にわたります。これらの症状に心当たりがある場合は、対策を検討した方が良いでしょう。

育児ノイローゼになった場合の対処法は?

  • まず、育児を含めた生活状況を見直してみましょう。以下の傾向がある方は育児ノイローゼに陥りやすいとされています。

  • ・育児雑誌に書かれている発達の目安やほかの子どもたちの様子を、自分の子どもと比較して一喜一憂する

    ・育児や家事、仕事など、すべて完璧にしたいと思っている

    ・夫があまり育児を手伝ってくれない、父親がいない

    ・昼間に人と会話をすることがほぼない

  • これらに思い当たる場合は、できることから改善していきましょう。

    例えば、児童館などの施設を訪れて、ほかのママたちと交流してみるのもおすすめ。1人で悩まず積極的に夫へ協力を求めたり、完璧を目指さないなどの心構えも大切です。また、育児ノイローゼの方は鉄分不足になっている場合も多いため、鉄分を補給することで症状が改善されることもあるかもしれません。それでも改善が難しければ、医療機関でのカウンセリングなどを受診してみても良いでしょう。

育児ノイローゼはどこに相談すればいい?

  • 育児ノイローゼを早期改善するためには、相談機関をうまく利用することもポイントです。

  • ・行政機関

    厚生労働省のプログラムにより、育児についての相談や交流ができる広場や子育て支援センター、児童館が各市町村に存在しています。無料の電話相談窓口を設けている場合もあるので、市町村の窓口やホームページなどで一度確認してみましょう。

  • ・病院

    病院へ相談する場合は、心療内科を受診します。いきなり新しい医療機関を受診するのが難しければ、まず出産した病院や産院などに相談してみてもよいかもしれません。こんなことで病院に行っていいものかと思ってしまうかもしれませんが、放っておくと症状が重くなることもあります。早期治療のためにも思い切って訪れましょう。

  • ・NPOなどの民間機関

    育児に関するカウンセリングを行っているNPOなどの民間機関も存在します。市町村のホームページで情報が提供されていることもありますし、自分で見つけられない場合は、直接問い合わせてみても良いでしょう。

  • 毎日、子育てに追われていると、身体的にも精神的にも消耗してしまいがち。ときには、自分が育児ノイローゼになっているのではないかと不安になってしまうこともあるかもしれません。子どもの健全な育成のためにも、母親が心身共に健康であることはとても重要です。そのため、育児ノイローゼの症状や適切な対処方法、相談先などをぜひ知識として持っておくことをおすすめします。すでに子育てにストレスを感じている方だけでなく、そうでない方でも、子育てをしていく中できっと役に立つでしょう。

campaign注目のキャンペーン

related article関連記事