一人で抱え込まないで!妊娠中のストレスには早めの対処を
一人で抱え込まないで!妊娠中のストレスには早めの対処を

2018/10/25

一人で抱え込まないで!妊娠中のストレスには早めの対処を

妊娠中は体が大きく変化するため、さまざまなストレスが起きることが予想されます。体型の変化やつわり、ホルモンバランスによってストレスが溜まりやすいことも。小さなことにイライラしてしまったり、落ち込んでしまったり。
さらに出産や産後のことなど、先々のことに不安を感じてしまうこともあります。 ですが、お母さんがストレスを抱えると、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼすこともあるため、妊娠中にはストレスをためないことが必要です。
「妊娠中だからしょうがない」と我慢せず、ぜひ、早めに対処してください。妊婦にかかるストレスと、その対策法について知っておきましょう。

監修者:大塚真紀(医師、医学博士)

妊娠中のストレスは赤ちゃんにも良くない

  • 妊娠中の大きなストレスは、やはりお腹の赤ちゃんにとっても良くないこと。出生後の赤ちゃんの行動や情緒などの発達に影響が出ることもあります。妊娠後期のストレスホルモンが、胎児の脳に影響を及ぼすと言われているため、妊娠初期から「たかがストレス」と見逃さないよう、注意しましょう。

妊娠初期の「つわり」のストレス悪循環とは?

  • 妊娠初期に起こる「つわり」。妊婦さんの8割が経験し、どうしても避けられないものとはいえ、ストレスだと感じる方も多くいます。また、つわりが原因となり、さらにストレスを抱えてしまうこともあります。

    つわりの症状には個人差があるため、つらい症状を抱えながらも、我慢してしまうケースも珍しくありません。周囲から我慢を強いられたり、「ただのつわり」と済まされ、甘えているかのように受け取られたりすることも。心身共に、さらにストレスが増えてしまうこともあります。

    つわりがストレスを招き、ストレスによってつわりがひどくなる悪循環を生み出すこともあるため、つらい場合には早めに医師に相談しましょう。

    また、つわりは空腹時に症状を感じやすくなるため、こまめにつまめるものを用意しておくと安心です。つわりがひどく、満足に食事ができない、水分も摂れない場合には、脱水症状や代謝障害が起こる危険もあります。重症化する前に、適切な処置を受けましょう。

    点滴による栄養補給と水分補給で、つわりの症状が緩和されれば、ストレスを減らすことにも繋がります。つわりは我慢すればいつかは収まるものと思わず、早期に対処した方が体も心も楽になるということを覚えておきましょう。

妊娠による精神的ストレスと解消法

  • 妊娠中はホルモンの変化により、ストレスへの抵抗力が低下します。そんなときに抱えやすい、精神的ストレスについて知っておきましょう。

  • ・体調・体型やライフスタイルの変化による不安

    ・出産と育児を控えた緊張感

    ・食事や食べ物、嗜好品や服薬などの制限によるイライラ

  • 妊娠特有の変化によって、妊娠前には経験しなかった精神的ストレスを感じやすくなるでしょう。些細なことで不安になったり、悲しくなったりすることも。これらを一人で抱え込み、頑張ろうとすればするほど、よりストレスを増加させてしまう恐れがあります。

  • そうなってしまう前に、ストレスを解消させる方法を覚えておきましょう。

  • ・力を抜き、何もしない休息時間をつくる

    ・夜の睡眠時間を十分に確保する

    ・寝つきが悪いときには、ゆっくりと深い呼吸をする

    ・ラベンダーやグレープフルーツなど、妊娠中にも使用できるアロマでリラックスする

    ・両親、兄弟姉妹、親しい友人と話をする

    ・大声を上げて泣く

    ・散歩などに出て、外の空気を吸う

    ・ノートなどに「今何にストレスを感じているか」を書く

    ・好きな音楽をヘッドホンで聞く

    ・植物を眺める

    ・生まれてくる子どもに思いをはせる

  • また、周囲へのサポートも積極的に求めてください。体を労わり、家事や仕事を完璧にしようとせず、疲れを感じたらすぐに休むようにしましょう。

    自分一人で何でもしようとせず、助けを求めることがストレスの解消法に繋がります。イライラや悩みを受け止めてくれる人に、話を聞いてもらうだけでも楽になるでしょう。

妊婦でも体を動かしてストレス解消!

  • 運動不足になりがちな妊娠中は、マタニティエクササイズなど、妊婦のために考案されたエクササイズを試してみるのもおすすめです。

    無理なく体を動かすことによって、体の不快感を緩和させ、妊娠時の不安によるストレスを解消させる効果も期待できます。アクアビクスやウォーキング、ヨガやピラティスにもマタニティ教室を設けている施設もあるため、利用してみるのもいいでしょう。

  • 妊娠すると体や生活の変化から、ストレスを抱えやすくなってしまいます。妊婦だからしょうがないことと我慢せず、キチンと向き合って対処していきましょう。母体のストレスが、赤ちゃんの成長へ影響を与えてしまうのは避けたいもの。ぜひ、周囲や医師に相談すること、無理をしないことを心がけてください。適度に休息をとって体をリラックスさせ、ストレスを上手に解消させていきましょう。母子ともに快適に過ごせる、マタニティライフを送ってくださいね。

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