「約130万円かけて体外受精で授かった」Bさんの不妊治療体験記
「約130万円かけて体外受精で授かった」Bさんの不妊治療体験記

「約130万円かけて体外受精で授かった」Bさんの不妊治療体験記

大変なイメージがある不妊治療。けれども実際にチャレンジし、お腹に赤ちゃんがきてくれた感動は何事にも代えられないようです。そこで、約130万円かけて体外受精で授かったBさんの体験記をご紹介!

調べてみたら、自分だけでなく夫にも原因が!

  • 不妊DATA

    不妊治療のキッカケ 4ヵ月自然妊娠せず、子宮筋腫もあったため
    不妊の原因 妻:子宮内膜ポリープ
    夫:精索静脈瘤
    不妊治療の期間 約3年
    不妊治療の費用 約130万円

    結婚したのは私が27歳、彼が28歳のとき。子どもは欲しかったんですが、お互いに仕事が忙しくて、2年間くらい保留になっていました。それから子作りを始めましたが、約4ヵ月で「できないね」ということになって。もともと私、子宮に筋腫があったんです。「そのせいでできないんだろうな」と心当たりもあったので、すぐに受診して検査をしてもらいました。

    その結果、筋腫だけではなく子宮内膜にポリープがあることが発覚。着床するところにポリープが多発していたので、受精しにくい状態になっていました。除去したほうが妊娠の確率が上がるとのことで、ポリープをとる手術をしたのです。その後、タイミング療法を3ヵ月行い、自然妊娠にトライしていたんですが、またしても子宮内膜にポリープができてしまい、手術をすることにしました。

    2回目の子宮内膜ポリープ切除術後、人工授精にステップアップ。そこで夫の精子に異常があることがわかりました。検査してみたところ、睾丸上部の静脈が肥大してしまう「精索静脈瘤」が見つかったんです。精子に悪影響があるということで、夫も静脈瘤をとる手術を受けました。治療の効果が半年後くらいから出始めるということで、不妊治療も約半年間お休み。このインターバルが、私にとってはいいリフレッシュになったのかもしれません。

人工授精にステップアップ。でも、新たな問題が発覚!

  • 半年後、不妊治療を再開。けれども手術後に夫の精子を調べたら、濃度や運動量が、あまり改善していませんでした。このままでは自然妊娠や人工授精は難しいということになり、体外受精にステップアップすることにしました。けれども1回目のチャレンジでは、妊娠には至らず……。不妊治療専門のクリニックに転院して、2回目にトライすることにしました。

    けれども、このときも授かりませんでした。しかも子宮筋腫が、急に大きくなったことが判明。医師には「もう少しトライして、妊娠できなかったらとりましょうか」と言われたんですが、体外受精って、1回にかかるお金がとてつもなく高いんですよ。1回目が約30万円、転院先のクリニックでは45万円かかりました。そこで「じゃあ、筋腫をとってから再トライしよう」ということになり、もともと診てもらっていた婦人科で、筋腫をとる手術をしました。

    手術で筋腫をとった後に、3回目の体外受精にチャンレンジ。そして2016年の5月に、妊娠反応が出ました。妊娠検査薬で陽性が出たのは、これが初めて。けれども、妊娠すると出るホルモンの値が低くて、「年齢とホルモン値を考えると、流産の可能性が4割くらいあります」と言われてしまったんです。ですから、嬉しさよりも不安のほうが大きかったですね。

安定期に入って胎動も始まり、日々、幸せを実感!

  • 「本当に妊娠したんだ」と実感できたのは、妊娠10週に入ってつわりが始まってから。同じくらいの時期に、診てもらっていた医師から「もうここには来なくていいよ。産科に転院しなさい」と言われたときは、本当に嬉しかったです。安定期に入るまで多少の不安はありましたが、7ヵ月に入った今、胎動を感じながら幸せをかみしめています。

    実は夫は、もともと子どもが欲しかったわけではなく「キミが欲しいなら作ろうか」というスタンスだったんです。ときには意見が違って、ぶつかり合うこともありました。けれども治療費は負担してくれましたし、検査にも協力的だったので、とても感謝しています。

    今は子どもが生まれてくるのが楽しみのようで、よくお腹を触ったり、話しかけたりしています。まだ採卵した卵子がクリニックに凍結保存されているので、出産後に落ち着いたら、不妊治療を再開したいですね。授乳をやめてから3~4ヵ月たたないと再開できないんですが、できればもう一人、授かれるといいなあ。

    「結婚したら、子どもができる」。そう思っている人は多いですよね。けれども不妊治療の経験者として、そして看護師として、それが当然ではないことを、ぜひみなさんに知ってもらいたい。不妊治療は、お金も時間もかかります。やはり30代、40代と年を重ねるとともに妊娠しにくくなるので、先送りしているとさらにできにくくなっていきます。「子どもが欲しい」と思ったら、まずは夫婦で検査を受けてみてくださいね。

  • プロフィールBさん
    看護師としてクリニックに勤める。夫は会社員。現在Bさんは32歳、夫は33歳。体外受精を経て、現在妊娠7ヵ月。

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