入籍手続きに必要なものは? 準備と手順を分かりやすく解説!【チェックリスト付】
入籍手続きに必要なものは? 準備と手順を分かりやすく解説!【チェックリスト付】

2018/12/28

入籍手続きに必要なものは? 準備と手順を分かりやすく解説!【チェックリスト付】

結婚をした2人が法的に夫婦と認められるためには婚姻届を提出しなければいけません。
しかし、婚姻届は用紙に自分たちが記入するだけでOKというわけではないのです。
必要な書類を取り寄せたり、証人として2人以外の人に記入してもらう必要もあります。
また、入籍手続きは婚姻届を提出するだけではありません。
特に、姓の変更がある場合は多くの手続きが必要となります。

入籍するにあたって戸惑わないように、今回は婚姻届の書き方とその他の手続きについてご紹介します。

入籍手続きとは

  • 入籍手続きとは、結婚する2人を夫婦として法的に認めてもらうための手続きやそれに関するさまざま手続きのことをいいます。具体的な手続きの内容やタイミングなどを見ていきましょう。

  • 入籍手続きって何をするの?

    入籍する際に、まずは婚姻届の提出が必須です。しかし、入籍の手続きは婚姻届の提出だけではありません。姓の変更手続き、住所変更の手続きなども必要になります。

  • 入籍手続きをするタイミング

    婚姻届の提出日は、2人のスケジュールの都合や記念日に合わせて自由に選ぶことができます。付き合い始めた記念日や誕生日、いい夫婦の日(11月22日)など覚えやすい日が人気です。

入籍手続きの準備① 婚姻届

  • 婚姻届は2人が結婚したということを証明する法的な書類です。そのため少しでも不備があると受理してもらえません。きちんと事前に準備しておくことが大切です。婚姻届とは何か、その準備方法など、ひとつずつ見ていきましょう。

  • 婚姻届とは

    婚姻届は、日本において結婚したことを証明する法的な書類のことをいいます。戸籍法において、結婚式や披露宴が行われていても婚姻届が提出されていなければ、法的には結婚したとは認められません。

  • 婚姻届の準備方法

    婚姻届は「市区町村の役所の戸籍を扱っている部署」でもらうことができます。「戸籍を扱っている部署」は自治体によって、戸籍課、市民課、住民課などさまざまですが、婚姻届の用紙は全国共通なのでどこでもらってもかまいません。

  • 役所には「記入見本」が置いてあるところもあるので、書き方が不安な人はチェックしておきましょう。

  • 場所によっては夜間受付や時間外受付の窓口があることもあるので、基本的には24時間365日いつでももらいに行くことが可能です。

  • 役所に行くのが難しいという場合は、インターネットでダウンロードして自宅で印刷することもできます。用紙の大きさや形、記入する内容などは全国共通なので、自分の住んでいる市区町村のホームページ以外からダウンロードしてもOKです。

  • ただし、ダウンロードの際は必ずA3サイズの用紙に印刷し、切り込みなどといった細工はしないようにしましょう。戸籍法施行規則で定められている「決められた様式」以外の婚姻届は役所で受理してもらえないので注意してください。

  • 証人の署名・捺印

    婚姻届を提出するときにはお互いの結婚の意志を証明するために必ず2名分の証人と捺印が必要になります。婚姻届の証人は民法で定められており、証人の記入欄が空白の場合は婚姻届は受理されません。

  • 一般的には、両親や兄弟などの家族、友人、上司や恩師に証人をお願いすることが多いようですが、「婚姻する本人以外」「2人の結婚の意志を理解している人」「成人(20歳以上)」という条件をクリアしていれば誰でも証人になることができます。

  • 婚姻届の証人の欄には「署名」「捺印」「生年月日」「住所」「本籍」を記入してもらいます。証人2人が夫婦や家族など同じ苗字であっても別々の捺印が必要で、代筆も認められていないので注意しましょう。

  • デザイン婚姻届って?

    婚姻届は決められた様式であれば絵柄などが入っていても受理してもらえます。そのため、さまざまな模様や色、人気のキャラクターなどをあしらった婚姻届も。このようなデザイン性の高い婚姻届をデザイン婚姻届といい、雑誌に付録として付いてきたり、ご当地ならではのかわいい婚姻届があったり、さらにデザイン婚姻届専門の会社も存在します。

  • もちろん実際に役所に提出することも可能ですが、提出用とは別に手元に残しておく記念用の婚姻届としてデザイン婚姻届を選ぶ人も多いようです。

入籍手続きの準備② 戸籍謄本

  • 自分の本籍地とは別の市区町村で婚姻届を提出する場合は、戸籍謄本が必要です。2人とも本籍地とは違う役所で婚姻届を提出する場合は、それぞれの戸籍謄本が1通ずつ必要になるということです。

  • 戸籍謄本とは

    戸籍謄本とは、戸籍全部事項証明書とも呼ばれ、戸籍の原本にある内容が全て記載されており、市区町村長名と公印などを押して証明した書類のこと。

  • また、戸籍謄本と似た書類に戸籍抄本がありますが、こちらは戸籍部分事項証明書と呼ばれ、1人分の戸籍といったように一部の人の内容だけを写して証明した書類を指します。

  • 戸籍謄本と戸籍抄本は間違いやすいので、どちらを提出しなければいけないのか、役所のホームページで確認したり、問い合わせたりして確認しておきましょう。

  • 戸籍謄本の準備方法

    戸籍は本籍のある役所でのみ取り扱っているため、本籍のない役所へ行って戸籍謄本をもらうことはできません。遠くに住んでいて戸籍謄本を取りに行けないという場合は郵送で送ってもらうことも可能です。また、本籍地に住んではいるが平日の役所の開館時間に取りに行けない場合ももちろん郵送してもらえます。

  • 戸籍謄本を郵送してもらうには、本籍地の戸籍を扱う課に次のものを送ります。

  • ・戸籍謄本の請求用紙

    ・運転免許証などの身分証明書のコピー

    ・発行手数料分の定額小為替または現金書留

    ・返信用封筒

  • 戸籍謄本の請求用紙は各市区町村のホームページからダウンロードできます。また、本籍地とは違うところに住んでいる場合は現住所が分かる身分証明書のコピーを送りましょう。

  • 戸籍謄本が手元に届くまでには1~2週間かかります。余裕をもって準備しておきましょう。

入籍手続きの準備③ 旧姓印鑑

  • 婚姻届には2人それぞれの旧姓の印鑑を捺印する必要があります。

  • また、婚姻届に不備があった時の訂正印として「婚姻届に押した印鑑」が必要となるので役所に婚姻届を提出するときにも旧姓の印鑑を持参するようにしましょう。

  • 婚姻届が受理されて自分の戸籍が変更されるとパートナーの苗字になりますが、銀行口座の変更や転入届などさまざまな場面で旧姓印鑑が必要となるため、婚姻届が受理された後も捨ててしまわないように注意しましょう。

入籍手続きの準備④ 届け先を決める

  • 婚姻届は、結婚前の本籍地や結婚後の本籍地、結婚後の所在地など、好きな場所に提出することができます。

  • また、一時的な滞在でも所在地とみなされるため国内のリゾートウエディングや海外のリゾートウエディングでの滞在先でも婚姻届を提出することができます。その場合、必要書類などの規定があるため現地の役所や日本大使館にあらかじめ確認しておきましょう。

  • 届け先の決め方

    婚姻届は、結婚前の本籍地や結婚後の本籍地、結婚後の所在地など、各自治体の役所であれば好きな場所で提出することができます。

  • また、一時的な滞在でも所在地とみなされるため国内のリゾートウエディングや海外のリゾートウエディングでの滞在先でも婚姻届を提出することができます。その場合、必要書類などの規定があるため現地の役所や日本大使館にあらかじめ確認しておきましょう。なお、婚姻届は日本大使館に直接提出するか、本籍地の市役所に郵送しましょう。

  • 最近ではご当地婚姻届といって婚姻届を提出するだけではなく対象の地区に婚姻届を提出するとさまざまな入籍特典が受けられるという自治体公認の嬉しいサービスも人気です。

  • ご当地婚姻届を提出するための旅行も人気で、そういった旅行は婚姻届旅行と呼ばれています。

  • 窓口の受付時間の確認

    婚姻届は24時間365日受け付けてもらえます。ただし、役所内の戸籍を扱う課での受付は役所の開館時間で終了してしまうため、時間外窓口(夜間窓口)への提出となります。

  • 時間外窓口で提出したときに不備があった場合は、受付を保留されてしまうため、後日修正して再提出しなくてはいけません。二度手間になりますし、どうしてもその日を入籍日にしたい場合は注意しましょう。

入籍手続きの当日までの手順・流れ

  • ここでは手続きの当日までにやっておくべきことや窓口での手順、所要時間をまとめています。スムーズに入籍手続きができるよう、しっかりと確認しましょう。

  • 当日までにやっておくこと

    手続きに行くまでの準備や手順は以下の通り。書類の不備などがあると受理されませんので、注意してください。

  • 1)本籍地と姓を決める

    結婚後の本籍地は戸籍に記載される人が決めることができ、日本国内の番地があるところであればどこでも本籍地にすることが可能です。また、姓(苗字)は夫婦どちらかのものを選ぶことになっているので、どちらの名字を選ぶのか話し合っておきましょう。

  • 2)戸籍謄本を用意する

  • 3)婚姻届を用意する

    婚姻届は修正テープなどでの修正が認められていません。ただし訂正印での修正は可能なので、1~2カ所書き損じた場合は訂正印で対応するとよいでしょう。何カ所も書き損じてしまったときのことを考えて複数枚用意しておくと万全です。

  • 4)婚姻届に記入する

  • 5)各自治体の役所に提出する

  • 窓口での手順

    婚姻届の提出と引っ越し(2週間以内)を同じ時期に行うと、婚姻届と転出届を同日に提出できるので役所に行く回数を少なくすることができます。

  • 手順は次の通りです。

  • 婚姻届の提出

    転出届の提出

    住民票の写しの取得

    マイナンバーカード、国民健康保険、国民年金の氏名変更届

  • 所要時間

    役所の混雑具合にもよりますが、婚姻届に何も不備がなければだいたい15分〜1時間程度で受理されます。念のため、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。

チェックリスト

  • 入籍手続きに必要な持ち物や不備がないか最後にチェックしてみましょう。

  • 婚姻届

    戸籍謄本(戸籍抄本)

    旧姓印鑑

    本人確認書類(保険証など写真のないものの場合は2枚以上必要)

  • これらが入籍手続きに必要なものとなります。さらにポイントとしては「書類は別途クリアファイルに保存」「印鑑は必要なものだけを持っていく」ようにするとスムーズです。なお、戸籍謄本は自分のものに限り役所で取得可能ですので、これは当日取るようにしてもOKです。

入籍手続きQ&A

  • 入籍手続きのQ&Aもご紹介しましょう。

  • 男性・女性でやることは変わる?

    過去日本では女性が男性の名字に変わるというのが一般的でしたが、現在は男性が女性の名字に変わるパターンも少なくないため、男性・女性での手続きの違いに関しては薄れてきています。やることが変わるのは自分が名字が変わる側であるか、そうでないかに依存します。

  • 名字が変わらない側の場合は、名字が変わる側より入籍手続きは少ないですが、職場での手続きがあります。職場によっては申請しなくてはいけないものが違ってくることもあるため該当部署の人に確認しておきましょう。

  • ・厚生年金、健康保険の変更

    ・扶養家族申請(パートナーが扶養に入る場合)

    など

  • 一方、名字が変わる側は会社への手続き以外にもさまざまな手続きが必要になります。姓や住所の変更手続きは運転免許証などの本人確認書類を先に手続きしておくと後の手続きがスムーズです。

  • ・運転免許証

    ・健康保険証

    ・パスポート

    ・携帯電話

    ・銀行口座、届出印

    ・クレジットカード

    など

  • 新居に引越しをする場合は、男性・女性ともに引越しの2週間以内に転出届または転入届の提出も必要です。

  • 会社への届け出のタイミングは?

    婚姻届を提出したらできるだけ早く勤務先へも報告して必要な手続きを行う必要があります。

  • 給与振込み先口座の変更や改姓手続きなどが基本ですが、必要な手続きは勤務先によって違うので、いつ何を提出すればいいのかは該当部署で確認するようにしましょう。

  • 結婚して最初の入籍手続きは婚姻届を出すことになる人がほとんどでしょう。婚姻届に不備があったために希望の提出日に受理してもらえない可能性もあるので、しっかり準備し、よく確かめて提出してください。特に、婚姻届の提出日を記念日などの特別な日にしたいという場合は注意が必要です。同時に、会社への届け出や免許証の名義変更など必要な手続きも忘れずに。婚姻届の提出、入籍手続きをスムーズに済ませて、幸せな結婚生活をスタートさせましょう!

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