入籍して名字が変わるときの手続きは、効率よくやりたい!
入籍して名字が変わるときの手続きは、効率よくやりたい!

2018/11/21

入籍して名字が変わるときの手続きは、効率よくやりたい!

婚姻届を出して、念願の夫婦に…!新生活もスタートして幸せいっぱいだけど、待ち構えているのが、入籍後の名字変更の手続き。新姓の印鑑を用意したり、記入する書類も多種多様で、とにかく手続きが山盛り!順序よくこなせるよう、やるべきことをまとめてご紹介します。

監修:森川さゆり(AllAbout 「結婚」ガイド) 文:太田陽介(京田クリエーション)

優先すべき手続きを平日2日でクリア!効率よいモデルコース

  • 面倒な名字変更の手続きは、順序よく計画的に進めるのがおすすめ。そこで、入籍後に最優先で行うべき手続きを、平日の2日間で終わらせるためのスケジュールをご紹介します!

    ※前提として、転入届は提出済みの設定。

  • 【1日目】

    ■9:00■ 役所

  • ・所要時間(目安):2時間〜3時間

    ・入手するもの:

    新姓の住民票(3部)、新姓の戸籍全部事項証明書※以下、「戸籍謄本」と呼ぶ、または戸籍個人事項証明書※以下、「戸籍抄本」と呼ぶ(1部)、新姓のマイナンバーカードまたは通知カード、新姓の保険証※国民健康保険の場合

    ・持参するもの:

    顔写真付きの身分証明書(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カードなど)、旧姓のマイナンバーカードまたは通知カード・個人番号カード、国民健康保険被保険者証、新姓の印鑑

  • まずは、今後のさまざまな名字変更手続きの際、本人確認書類として必要になる、新姓の住民票、戸籍謄本または戸籍抄本、マイナンバーを入手します。

  • 【住民票】

    役所では、最初に婚姻届が受理されると自動的に住民票と戸籍謄本の名字が変更されます。その2つを受け取るため、戸籍住民課や市民課などの担当窓口へ。

    住民票は、今後の運転免許証、銀行口座、パスポートの手続きに必要になるため、最低3部はもらっておきましょう。

  • 【戸籍謄本(戸籍抄本)】

    戸籍謄本は、パスポートの手続きに必要になるため、最低1部は必要。なお、新しい戸籍謄本が発行されるまでには、婚姻届を出した後、基本的に1週間〜2週間ほどの期間がかかるので、婚姻届を提出した時に役所の窓口に事前に聞いておくのもおすすめです。ちなみに、本籍地が遠方の場合など、直接役所に出向くことが難しい場合は、郵便での請求・取り寄せも可能です。本籍地の役所に必要書類を確認の上、手数料(定額小為替証書)、返信用封筒を添えて送付すれば、10日から2週間程度で手元に届きます。

  • 【マイナンバーカード】

    マイナンバーカードの手続きは、戸籍住民課の窓口かマイナンバー専用窓口へ。

    マイナンバーカードを所有していない場合は、通知カードと顔写真付きの身分証明書が必要なので忘れないように。所有している場合は、カードを持参すればOKです。住所変更をした場合は、14日以内に変更の届け出をしないと最高5万円の罰金を課せられる場合もあるので、気をつけましょう。

  • 【健康保険証】

    ●国民健康保険

    国民健康保険に加入している場合は、婚姻届や転出届を出した後、必ず14日以内に保険証の氏名変更をしなくてはいけません。必要書類を持参し、国民健康保険担当窓口で手続きしましょう。

  • ●被用者健康保険

    社会保険に加入している場合は、まずは勤務先の事業主に名字が変わったことを伝えてください。後は、平成30年3月から氏名変更届の提出が原則不要になったため、マイナンバーと基礎年金番号が結びついている被保険者であれば、その変更情報をもとに新しい保険証が発行され、勤務先に届くので、事業主から受け取ってください。

  • ■午後■ 警察署(または、免許更新センター、運転免許試験場)

  • ・所用時間(目安):1時間

    ・入手するもの:新姓の運転免許証

    ・持参するもの:旧姓の運転免許証、本籍地が記載された住民票

  • 運転免許証は、他の手続きをするための本人確認としても使用できる大切な書類なので、早めの変更が必要です。窓口で運転免許証記載事項変更内容届をもらい、これまでの運転免許証、住民票とともに提出するとその場で改姓した運転免許証を受け取ることができます。

  • 【2日目】

    ■9:00■  各銀行

  • ・所用時間(目安):2時間〜3時間

    ・入手するもの:新姓の通帳

    ・持参するもの:旧姓の通帳、旧姓のキャッシュカード、新姓・旧姓の印鑑(届け出印)、本人確認書類※銀行によって持参するものは異なる場合もあるため要確認

  • まずは、窓口で銀行口座の名字・住所を変更。最寄りの支店で手続きをしましょう。名字変更したキャッシュカードは、申請日から約1週間〜10日後に郵送で届きます。

  • ■午後■ パスポートセンター

  • ・所用時間(目安):1時間

    ・持参するもの:一般旅券発給申請書(パスポートセンターで1部もらう)、戸籍謄本または戸籍抄本(1部)、顔写真(1枚)(縦45mm×横35mmで、6ヵ月以内に撮影したもの)、有効期限内のパスポート

  • 申請手続きは、住民票のある都道府県のパスポートセンター窓口で行います。新しいパスポートの受け取りは、申請日から1週間程度、地域によっては2週間ほどかかることもあり、受け取りの際も窓口に行かなくてはいけないので、新婚旅行などに行く場合は1ヵ月前を目処に申請しておきましょう。

  • ■空き時間にできる氏名変更手続き■

  • クレジットカード、各種保険、証券口座の氏名変更手続きは、インターネットで申請書類を取り寄せて、本人確認書類などと一緒に送付するという手順がほとんどです。帰宅後や移動中、手続きの待ち時間などにスマートフォンを使って、サクッと済ませてしまいましょう。

  • 【クレジットカード】

    ・必要なもの:本人確認書類(運転免許証のコピー1部、マイナンバーカードのコピー1部、住民票、健康保険証のコピーなど)、新姓の印鑑※クレジットカード会社によって異なる場合もあるため要確認

  • 【生命保険など】

    ・必要なもの:本人確認書類(運転免許証のコピー1部、マイナンバーカードのコピ ー1部、住民票1部、健康保険証のコピーなど)、新姓の印鑑※各保険会社により異なる場合もあるため要確認

  • 【証券口座】

    ・必要なもの:本人確認書類(運転免許証のコピー1部、マイナンバーカードのコピー1部、住民票1部、健康保険証のコピーなど)、戸籍謄本または抄本※各証券会社により異なる場合もあるため要確認

こちらもお忘れなく!できるだけ早く終わらせておきたい手続き

  • 上記で紹介した、優先すべき主な手続きが済んだら、他の名字変更もできるだけ早く片付けてしまいましょう。入籍から3ヵ月以内には終わらせておきたい名字変更手続きをいくつかご紹介します。

  • 【携帯電話】

    ・手続きに必要なもの:新しい姓が分かる書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど※各会社により異なる)、新姓・旧姓の印鑑

  • 携帯電話会社のショップで手続きを行うか、携帯電話会社のホームページから申請書を取り寄せて記入し、必要書類とともに返送すれば完了。

  • 【車検証】

    ・手続きに必要なもの:車検証(原本1部)、新姓の印鑑、戸籍謄本または抄本(1部)、手数料納付書(運輸支局で1部もらう)、自動車税・自動車取得税申告書(運輸支局で1部もらう)※所有者がディーラーやローン会社になっている場合は、委任状が必要になることもあるため、まずは、車検証で所有者を要確認

  • 現在のお住まいの住所を管轄する、「運輸支局」に行き、手続きを行う必要があります。全国の運輸支局の場所は、国土交通省のホームページ内「全国運輸支局等のご案内」などから調べることができます。

  • 【年金手帳】

    ●国民年金保険

    ・手続きに必要なもの:

    1. 国民年金第1号被保険者の場合

     被保険者氏名変更届(役所で1部もらう)、被保険者住所変更届(役所で1部もらう)、年金手帳

  • 2. 国民年金第3号被保険者になる場合

     国民年金第3号被保険者該当届(役所で1部もらう)

  • 第1号被保険者(自営業者、農業・漁業者、学生および無職の方など)の場合は、住んでいる市区町村の役所の国民年金担当課にて申請書類と年金手帳を提出し、申請します。結婚後に会社を辞めるなどして、夫の扶養に入った方は第3号被保険者になります。同じく、役所の国民年金担当課にて、必要書類をもらい配偶者の勤務先に提出すればOKです。

  • ●厚生年金保険

    平成30年3月から氏名変更届の提出が原則不要になったため、マイナンバーと基礎年金番号が結びついている被保険者であれば、その変更情報をもとに新しい保険証が発行され、事業主に届けられます。

  • 面倒なことも多い改姓の手続きですが、入籍したことを実感できる幸せな作業でもあります。一つ一つ段取りよくこなして、新たな人生をスタートさせましょう!

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