チマチマ節約は卒業!FPが実践する効果バツグン節約術
チマチマ節約は卒業!FPが実践する効果バツグン節約術
公開日 2020/03/24
更新日 2020/06/25

チマチマ節約は卒業!FPが実践する効果バツグン節約術

あなたは「節約」していますか?スーパーのお買い得日に安い食材を購入したり、家の電気をこまめに消したり、欲しい物をガマンしたり。しかし、節約を頑張っているわりにはイマイチ効果が低いと感じてはいませんか?そんなチマチマ節約はもう卒業!

今回は、お金の専門家であるFPが実践している効果バツグンな節約術をご紹介します。

執筆:高野由佳 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
監修:株式会社エフピーウーマン

チマチマ節約の失敗例

  • 節約を頑張っているわりにはイマイチ効果が低い。チマチマ節約にありがちな失敗例をあげてみました。

  • ・安い食材を買うために数件はしご 

    食材の底値を狙って、スーパーを数件はしご。車だとガソリン代がかかるし、徒歩か自転車だと体力的にかなり負担。まとめて買った食材が冷蔵庫の奥に追いやられ、使い切らずに捨ててしまうことも。

  • ・食費節約のつもりが体調不良に

    食費節約のため、空腹をガマンし、栄養の偏った食事を繰り返していたところ体調不良に。なかなか回復せず、病院受診代や薬代の出費で、本末転倒な結果に。

  • ・洋服をバーゲンセールでまとめ買い

    スカートを1着買う予定が「3着まとめて1万円」のバーゲンセールに乗せられ3着購入。スカートはよく着ているが、他の2着はほとんど着ていない。スカート1着だけの購入のほうが安かったかも…

  • ・家族が節約に協力してくれずイライラ

    電気をこまめに消す、エアコンの設定温度に気をつける、ティッシュやトイレットペーパーを使い過ぎないなど、実践しているのは私だけ。夫や子ども達は協力してくれない。イライラして、ついストレス消費してしまう。

  • ・節約も貯金も頑張りすぎてリバウンド

    毎日チマチマと節約を頑張っている。毎月やりくりしてコツコツと貯金をねん出している。が、頑張りすぎて続かず、数か月おきに衝動買いしてしまい、罪悪感。

FPが実践する節約術って、どんなもの?

  • 前項の失敗例からも分かるように、チマチマ節約は効果が低いばかりでなく、続けることが難しい節約のようです。

    「時間や体力を消耗する」「常に意識して頑張らねばならない」「頑張っているのに効果が低い」ようですね。チマチマ節約はそろそろ卒業しましょう。

  • では、お金の専門家であるFPが実践している節約とは、どんなものなのでしょう?

    それは「時間や体力を使わないだけでなく、意識せずとも持続可能」「節約が自然と習慣化され、効果も高い」「節約生活をストレスに感じることなく、むしろ生活に潤いを与えてくれる」ものです。いかがですか?実践してみたくありませんか?

  • 次の項では、FPが実践しているそれらの節約術を費目別に分かりやすくご紹介します。

費目別 効果バツグンな節約術はコレだ!

  • ・住宅費

    家には思っている以上に、使っていない物や不必要な物がたくさんあります。それらを捨てて片づけていくと、今以上に広い物件や部屋数の多い家に住み替える必要がないことに気づきます。中には、今より狭い物件や部屋数が少ない家で良い場合や、今後リモートワークなどの働き方に変わり、都心部を離れ、住環境を重視した郊外での暮らしを始める人もいるはず。今より家賃が安い物件への引っ越しを考えてみては。

  • ・水道光熱費

    水道光熱費は、電気をこまめに消したり、節水したりといった「使用料」の節約を頑張るのも良いですが、「定額利用料」の節約が効果バツグンです。電気やガスも扱う企業が増えサービス合戦も行われているようなので、数社で比較してみましょう。また、電気のアンペア数を下げるのも効果的。1ヶ月数百円の差ですが、年数が経過するとかなりの節約になります。

  • ・食費

    買い物は「安く買う」ことより「行く回数を減らす」ほうが効果バツグンです。行って安い物を見るとつい買いたくなりますが、行かなければ出費はゼロです。

  • 買い物に行く時間や体力の節約だけでなく、感染症対策にもなります。行く回数を減らし「まとめ買い」をする場合は、買い物リストを作って計画的に買い物することで、買いすぎを防止することもできます。また、在宅勤務などが増え、家に居る時間が増えれば、自炊する機会も増えます。自炊の際は、買った食材を捨てずに使い切るレシピを増やすのも節約になります。外食にも同じことが言えます。外食金額を安く抑えて何度も行くより、行く回数を減らした分、家での食事を豪華にすることで、生活満足度が高くなりますよ。

  • ・日用品費

    ひと昔前と違い、コンビニやドラッグストア、24時間営業のお店が多い今、生活消耗品のストックは必要ありません。無くなる数日前に気づいて買えば十分です。100円ショップも、買う目的がある時だけ行きましょう。安いし便利だからと、つい予定外の物まで買ってしまいます。また、本当に必要なキッチン道具やインテリアグッズは、安いだけで安易に選ぶのではなく、質の良い物を選び長年愛用することも節約になります。

  • ・通信費

    あなたは固定電話を持っていますか?携帯電話が普及した今、固定電話が本当に必要かどうか今一度考えましょう。自宅のネット環境も、携帯電話があればそれほど必要ない場合もあるかもしれません。自分のライフスタイルを振り返り、それらを確認し終えた後、携帯電話のプラン見直しや格安スマホへの変更などを検討しましょう。また、携帯電話のプランは、機種変更の時だけでなく定期的に確認することも忘れずに。

  • ・保険料

    ひと昔前は、保険会社の担当職員がいてその方に手続きなどの全てをお任せするのが主流でした。今はネットから加入できる保険が増えています。それらの保険は、既存店舗を持たず、人件費もかからない分、保険料を安く提供できるのが特徴です。保障内容もシンプルで分かりやすく、万が一の対応もネットで簡単に出来ます。また、毎月の保険料が、加入時から一生涯変わらない保険も増えていておすすめです。

  • ・美容服飾費

    あなたが美容や洋服に使うお金は「必要経費」ですか?それとも「趣味嗜好費」ですか?「必要経費」の場合もありますが、それ以外は、意識次第で大幅に節約できます。

     

    美容エステもお得だからとコース払いにせず、気分次第で単発利用し、基本は自宅でお手入れすれば良いですし、洋服代もバーゲンや流行に惑わされず、自分にとっての定番物(似合う物、お気に入りの物)を大事に着回せば良いのです。

  • その他にも、家の中にあるものを片付けて、着なくなった物やいらなくなった物をフリマサイトで売れば臨時収入になります。また、マスクや小物類、インテリア雑貨や洋服などの手作りやリメイクに挑戦してみるのも良いですね。

  • ・趣味娯楽費

    そもそも趣味娯楽の目的は何ですか?「好きなことを楽しみたい」「特技を活かして表現したい」「日常の疲れを癒し、活力を蓄えたい」などではありませんか?それらの目的を果たす手段はお金だけではありません。(むしろお金では手に入らない物のほうが多いかもしれません。)

  • 時間や空間、体力や気力、共に楽しむ家族や仲間、知性や感性など、それらをフル活用することで、趣味娯楽として満足感を得られるものはたくさんありますよ。

  • また、出かけて楽しむ趣味娯楽ではなく、家の中で楽しめる趣味娯楽を見つけるのも節約になります。今まで出かけて楽しんでいたカルチャースクールや英会話教室、スポーツジムでの運動やエクササイズなども、お家でオンライン受講に切り替えることで、趣味娯楽費はもちろん、交通費や洋服代の節約にもつながります。

  • ・交際費

    交際費は「量より質」。気が進まないパーティーやイベント、しかたなく参加する飲み会などはムダ遣いです。きっぱり断る勇気を持ちましょう。

    例えば、月3回なんとなくパーティーやイベントに参加していたものを、厳選して月1回参加することにしたとします。1回の参加費が5,000円だとすると、2回分の参加費を削減したことになり、毎月1万円、年間で12万円の節約になります。

  • 最近では「オンラインパーティー」や「オンライン飲み会」なども増えています。社内メンバーや友達同士だけでなく、初対面の人同士でもオンラインでの交流が増えつつあります。オンラインを利用することで交際費の節約にもなりますし、感染症対策にもなり安心です。

家計簿をつけよう!

  • 費目別に、効果バツグンな節約術をご紹介してきましたが、いかがでしたか?これら費目別の節約効果を実感するためにも、家計簿をつけることは必須です。従来のノート型書き込み式家計簿だけでなく、最近は家計簿アプリなど、忙しい人でも時短で簡単に続けられる家計簿があります。1円単位で細かく把握せずとも、自分の支出傾向や、先月と今月の比較が分かるだけでも家計簿をつける意味は大いにあります。

  • 「チマチマ節約」とFPが実践する「効果バツグン節約術」の違い、感じていただけましたでしょうか。気持ちに余裕を持って、楽しみながら続けられると良いですね。

  • 新型コロナの影響で、生活が変わった人は少なくありません。「今までお金を使い過ぎていたな」と気づかされた人も多いはずです。また、一つの仕事に頼るのはリスクが大きいと気づき、家でできる副業や、収入アップのために資格取得を始めた人も多いようです。

    節約して浮いた分のお金や、副業などで稼いだ分のお金で、貯金額を増やしたり、新たに投資を始めたりするのもおすすめです。

    節約や家計の見直しをする絶好の機会です。この状況を、みんなで乗り切って行きましょう。

  • ※本ページに記載されている情報は2020年6月11日時点のものです

  • 高野由佳(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)

    執筆者プロフィール 高野由佳(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)
    “あなたは、あなたのままでいい”
    「今」を丁寧に穏やかに、自由で幸せな日々を実感できる女性たちを応援しています。女性たちの【お悩み総合窓口】で在りたい思いから、
    おしゃべりカフェやミニセミナー、個人セッション等で活動中の独立系FPです。

campaign注目のキャンペーン

related article関連記事