【男女別】28歳の平均年収は?今の年収のままで始める20代後半からの貯蓄術
【男女別】28歳の平均年収は?今の年収のままで始める20代後半からの貯蓄術
公開日 2020/01/20
更新日 2020/10/27

【男女別】28歳の平均年収は?今の年収のままで始める20代後半からの貯蓄術

「28歳の年収は平均でどれくらいなの?」気になりますよね。ちまたでは年収600万円が理想だという見方もあるようです。確かに年収が多ければ安心度は高いのかもしれません。しかし、年収が高くなければ穏やかな暮らしはできないのでしょうか。いえいえ、私たちが自分らしく穏やかに暮らすには、年収よりももっと大事なことがあります。
そこで今回は、28歳の平均年収と、年収にまどわされない暮らし術をご紹介します。

執筆者名:前佛 朋子(ファイナンシャル・プランナー)

28歳の平均年収はいくら?

  • 「28歳の平均年収ってどれくらいなの?」自分の年収は平均より多いのか、それとも少ないのか、気になりますよね。そこで、国税庁が行った「民間給与実態統計調査(平成30年分)」では25歳~29歳の平均年収がわかるので見てみましょう。

  • 同年代の女性の年収は326万円です。あなたの年収と比べるとどうでしょうか。やはり男女差はありますね。

  • ではもう1つ、厚生労働省が行った「賃金構造基本統計調査(平成30年)」での年収も見てみましょう。こちらでは、東京都の25歳~29歳女性で、企業規模別の年収がわかります。

  • 「きまって支給する現金給与額」は、基本給、職務手当、精皆勤手当、通勤手当、家族手当に、時間外手当や休日出勤手当などの超過労働給与額が含まれます。またこの金額は所得税、社会保険料などを差し引く前の額で、手取り額ではないので注意してくださいね。「所定内給与額」はきまって支給する現金給与額から、時間外手当や休日出勤手当などを含まない額です。「年間賞与その他特別給与額」はボーナス額になります。

  • いわゆる年収とは、「きまって支給する現金給与額」と「年間賞与その他特別給与額」の合計です。東京都25歳~29歳女性の年収を計算すると、全体では407.9万円、社員1,000人以上の会社にお勤めの女性は434.7万円、社員100~999人の会社の場合は389.9万円、社員が10~99人の会社の場合は360.2万円という結果が出ています。これによると、会社の規模が大きいほど年収が高いことがわかりますね。ここでは東京都の場合をご紹介しましたが、地方都市になるともう少し年収が下がるかもしれません。あくまでも高めに見た企業規模別の年収の目安として見てくださいね。

28歳前後の女性が抱えるお金の不安の解消方法

  • 28歳前後の働く女性の平均年収がわかりましたが、もしかしたら「私は平均より年収が低いな……。」と心配になっている人もいるかもしれませんね。

    でも、心配しないで。年収が平均より多くても、浪費ばかりで貯蓄ができず困っている人もいるのですから。大事なのは、給料の範囲内で安定した生活が成り立っていること、そして自分のやりたいことが実現できているという点です。毎月コンスタントに貯金しながら必要なお金が工面でき、あなたらしく暮らすことができれば良いのです。年収の多い少ないは関係ありません。

  • 女性は20代後半になってくると、将来の暮らしに少なからず不安を感じる人が増えてきます。思うように貯金できなかったり、やってみたいことがあるのに、お金のせいであきらめなければいけなかったりすると、不安や不満が膨れ上がるばかりです。でも、毎日不安を抱え、どんよりとした気持ちで過ごすのは嫌ですよね。そんなあなたのために、毎日を穏やかに暮らすためのヒントを2つご紹介しましょう。

  • 方法1.自分がやりたいことを書き出す

    今、あなたがやってみたいことは何ですか?資格の取得でも、国内旅行でも、スイーツの食べ歩きでも何でもいいです。あなたが今、やってみたいことを紙に書き出してみましょう。「年収が少ないからあきらめよう」なんて考えないでくださいね。率直にやりたいことをピックアップするのです。

  • そして、書き出したことにはどれくらいのお金が必要かも調べておきます。今は情報化社会。いかに情報を集めるかが人生の楽しみと安定をもたらすカギとなります。もし、予想外にお金がかかりそうなら、お金をかけずにやれる方法はないか、いろいろリサーチしてみましょう。それで、給料をやりくりしてできるものがあれば、さっそく始めてみてはいかがでしょうか。打ち込めることがみつかれば、単調な毎日が楽しくなり、不安に思うことを考える暇がなくなります。それはステキなことだと思いませんか?

  • 方法2.ライフイベントに必要なお金を把握する

    28歳のあなたは、これから先どのようなライフイベントを予想していますか?ライフイベントとは結婚、出産、子育て、教育資金、車の購入、家の購入、退職、老後の暮らしなど、人生の中で起きる出来事のこと。ライフイベントにはお金がかかるので、どれくらいのお金が必要かを調べておくことをおすすめします。そして、そのお金をどう貯めていくか貯蓄プランを立てておけば、さらに安心です。少なくとも年収の1割から2割は貯金できるといいですね。

28歳から始める「お金を貯める方法」3つ

  • あなたがやってみたいことを実現するため、そして、ライフイベントに必要なお金を準備するために、毎月コンスタントに貯金していきたいですよね。その際、自動的に貯まる仕組みがあれば、楽にお金を貯め続けることができます。ではここで、自動的に貯まる仕組みを3つご紹介します。

  • 給与振込口座で積立定期預金を利用する

    給与振込口座が総合口座で、その金融機関で積立定期預金を扱っているのなら、利用してみてはいかがでしょうか。積立定期預金とは、指定口座から毎月指定した日に一定額を自動的に積み立てていく貯金方法です。一度手続きをしたら、その後は自動的に積立定期の口座へ入金されていくので、知らぬ間にお金がどんどん貯まっていき便利です。

  • つみたてNISAで資産を運用する

    つみたてNISAとは、一定の投資信託を毎月積み立てていく少額投資非課税制度のことで、少額から始めることができます。通常なら利息には20%の税金がかかりますが、毎年40万円までは収益や分配金が非課税になるのでお得です。つまり月々33,000円程度を非課税で積み立てできるということ。最長で20年間、非課税の恩恵が受けられ、引き出しはいつでも自由なので、少し先のライフイベントのための貯金に使えます。

    積み立てには金融機関からの自動引落サービスが利用できるので、給与振込みをする金融機関で自動引き落としが可能かどうか確認してみましょう。また、つみたてNISAは手数料がかからず、運用している間にかかる信託報酬という費用は低めなので、低コストで運用できます。ただ、場合によっては元本割れになることもあります。とはいえ、長い期間かけて運用すればリスクは軽減されていくので、影響は少なくなるでしょう。

  • iDeCoで老後資金を少額ずつ貯めていく

    28歳で老後資金を貯めるなんて、早過ぎると思われるかもしれません。けれども、どの年代の人も一番不安に思っているのは老後資金です。ただ、遠い未来のためのお金なので、どうしても後回しになってしまいがち。老後生活までに大きな出費が多々待ち受けているので、老後資金を十分に貯められないこともあります。そこで、将来お金に困らないようiDeCo(個人型確定拠出年金)を使って老後資金を今のうちから少しずつ貯め始めるのもいいかもしれません。

  • iDeCoとは、老後資金のための自分年金制度で、掛金は5,000円から始められます。掛金の払い込みは給料からの天引きになるので、自動的に貯まり、60歳以降に年金もしくは一時金で受け取ることができます。ただ、28歳だと結婚、出産、教育資金、旅行など近い将来起こるかもしれないライフイベントが待ち構えていますよね。なので、貯蓄の優先順位を考えて、iDeCoで最小限の5,000円程度を老後資金として積み立ててもいいでしょう。

    iDeCoのいいところは、掛金全額が所得控除になること。所得税と住民税が安くなるので、結果として手取りを増やすことになるからお得です。ただ、60歳までは引き出しができないことは覚えておいてくださいね。

平均年収より充実した暮らしの実現が大事!

  • 今回、25歳~29歳女性の平均年収は326万円ということがわかりましたね。28歳の年収も同程度だと予測できます。もしあなたの年収が平均より低くても、心配無用です。年収よりも、給料の範囲内で安定した生活ができ、自分のやりたいことを楽しめる暮らしを実現させるほうが大事です。また、これからの人生ではさまざまなことにお金が必要になります。コンスタントに貯蓄できるよう自動的に貯まる仕組みをつくって、安定した暮らしを目指しましょうね。

  • ※ 本ページに記載されている情報は2019年12月16日時点のものです

  • 前佛朋子(ファイナンシャルプランナー)

    執筆者プロフィール 前佛朋子(ファイナンシャルプランナー)
    10年超ライターとして活躍。節約に関する執筆を行うなか、お金の使い方を整える大切さに気付き、ファイナンシャル・プランナーとなる。お金と暮らしの整え方を伝授して不安を安心に変えるサポートを行うため、家計見直し、お金の整理、ライフプラン、遠距離介護などの相談を受けている。

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