共働きでもお金が貯まらない夫婦のための、傾向と対策
共働きでもお金が貯まらない夫婦のための、傾向と対策

2019/08/09

共働きでもお金が貯まらない夫婦のための、傾向と対策

ダブルインカムの時期は「家計に余裕がある」一方、
「支出が増えがち」で思いのほか貯蓄できていないケースも多い。
その共通点と解決法を紹介します。

構成・文:長谷井涼子 イラスト:トシダナルホ

貯まらないのは
いつまでも独身気分だから。

  • 共働きでもお金が貯まらない夫婦の共通点はふたつ。

  • ひとつは、「独身時代の感覚のまま」という点。住居費や光熱費などの固定費以外を「自分のおこづかい」感覚で使っている夫婦は要注意。

  • もうひとつは、「お互いにお金のことを改めて話し合っていない」という点。お互いの収入、貯蓄額について知らず、「家族」単位の収支を把握していない夫婦は、貯まりにくいもの。

  • 将来のことも、特に子どもが生まれたら仕事は続けるのか否かは重要問題です。「妻も働いてくれると思っていたら、出産後は辞めたいと言われ驚いた」という夫も。マイホーム購入を目指すなど、夫婦で貯蓄目標額を決めるのも手です。

  • そもそも結婚して子どものいないディンクス時期は、長いライフステージの中で最も収入が多い時期。余裕がある分、外食、旅行、趣味などの支出が増加傾向になりがちです。その後、子どもが生まれて妻が退職すると一気に危険信号に。妻が出産後に仕事を続けた場合でも、残業ができない、時短勤務にしているなど収入ダウンするケースは多いもの。

  • さらに収入が高い共働き夫婦ほど、子どもの教育費に投資を惜しまない傾向が高いので、要注意です。

口座を分けるor口座を一括化
夫婦で「お金」を貯めよう。

  •  口座を分けるor口座を一括化。夫婦お金を貯めよう
  • まず大切なのは、家計の「見える化」です。おおよそでいいので、家賃や光熱費などの固定費、通信費、食費など1ヵ月の支出を把握しましょう。

  • 例えばこうした夫婦共通でかかる生活費を一括して、家計口座で管理し、自動積立定期預金をセットしておくのも有効です。家計簿は面倒ですが、クレジットカードの明細を確認したり、レシートを写真に撮ると自動的に記録し分類してくれる家計簿アプリなどを活用する方法があります。

  • 一方、「自分で稼いだお金は自由に使いたい」と思うのも当然です。例えば自分専用の口座は別に設け、毎月給与から一定額(自分を甘やかさないよう、なるべく低く設定したいところ)を入金するようにすればOK。と同時に、積立貯金や財形など一定額の貯蓄も行いましょう。

  • こうして家計口座と自分用の口座を別にする方法より、完全に夫婦で会計を一本化し、どちらかが管理するほうが、貯まる家計になる近道です。

  • 例えば夫と妻に収入差がある場合は、家賃・生活費などはすべて夫の収入から捻出し、妻の収入の大部分を貯蓄する方法もあります。

  • 将来的に妻が専業主婦になる可能性が高いなら、こちらの方法が向いているでしょう。ただし、この場合、妻の貯蓄額を明確にすることが重要。「いろいろ使って余った額を貯蓄する」方法では貯まりません。将来どうしたいかを含めて夫婦で話し合ってみましょう。

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