嘱託社員とは?意味・給与・待遇の紹介&メリット・デメリット解説!
嘱託社員とは?意味・給与・待遇の紹介&メリット・デメリット解説!

2019/02/18

嘱託社員とは?意味・給与・待遇の紹介&メリット・デメリット解説!

求人情報などで「嘱託社員」という言葉を見かけたことがある人もいるでしょう。イメージの近い契約社員とはどう違うのか、どういった待遇になっているのか、それぞれのメリットやデメリットについてもわかりやすく説明していきます。嘱託社員について知りたい方、勤務を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

嘱託社員とは?

  • まずは、嘱託社員がどのように定義されているのか、契約社員などとの違いについて紹介していきます。「嘱託社員」とは何なのか、そのイメージを固めていきましょう。

  • 嘱託社員の定義

    嘱託社員とは、有期の労働契約で雇用される非正規雇用のひとつです。「嘱託」とは”仕事を頼んで任せること”を意味します。

    嘱託社員については法律による明確な定義はないため、企業によって採用条件や給与、待遇などは異なります。一般的には定年退職後に有期契約で継続勤務をする場合や、医師などの特別な技能を理由に嘱託社員として雇用するケースが多いようです。

  • 嘱託社員と契約社員の違い

    嘱託社員と契約社員の違いも基本的にはありません。法的な扱いにも違いがなく、各企業が定める雇用契約や就業規則の内容によって、呼び名やその定義などが異なります。

    一般的な違いとしては、労働時間の差になります。契約社員が基本的にフルタイム勤務であることに対し、嘱託社員は定年後に再雇用されるケースなども多いため、勤務時間が短時間だったり、臨時や非常勤となるケースがあるようです。

  • 嘱託社員とアルバイトの違い

    嘱託社員とアルバイトにも法的な違いはありません。ただ、アルバイトは副業(複業)として、嘱託社員は本業として従事する人が多いようです。そのためアルバイトの方が学生などを対象に募集することが多いため、嘱託社員よりも就業している人の年齢が若いと言えます。また、嘱託社員の方が専門性の高い仕事を任されることも、年齢を引き上げる要因となっています。

嘱託社員の給与・待遇

  • 嘱託社員はアルバイトなどと比べると専門性が求められることも多く、時給制ではなく月給制であることが多いようです。地方の市役所等では一定の募集があり、専門のスキルを持つ人、定年退職をした人、家庭の事情などを考慮して嘱託社員として働く人たちがいます。金額は正社員よりは少額となりますが、福利厚生などのサービスも受けられるケースがほとんどです。つまり、準社員的な給与・待遇であると考えるとよいでしょう。

  • 嘱託社員の平均給与

    厚生労働省による平成28年賃金構造基本統計調査によると、、正社員・正職員以外の平均給与は、211.8千円となっています。ちなみに正規雇用の平均給与である321.7千円とは1.5倍もの開きがあります。また、同じ非正規雇用のなかでも産業別に見たときにも金額に開きが生じます。たとえば、学術研究、専門・技術サービス業においては306.8千円となっているのに対し、宿泊業、飲食サービス業だと185.0千円となっており、専門知識・技術の有無が金額に影響を与えていると考えることができます。

  • 嘱託社員の待遇・労働条件

    労働契約法第20条には「嘱託社員の給料が正規雇用と比べて不合理に低いものであってはならない」という項目があります。正社員と比べて給料が極端に低くないかをよく考えて契約することが重要です。また勤務先の違いはあるものの、嘱託社員でも賞与を受け取ることができます。

  • 女性の場合は産休育休制度についてもよく確認しておきましょう。なかには「嘱託・契約社員は産休育休がとれない」と考えている人もいますが、決してそんなことはありません。ただし、出産後の復帰を考えるときは次の契約更新があるかどうかもポイントになりますので、そのことを踏まえて相談しましょう。

嘱託社員のメリット・デメリット

  • それでは嘱託社員のメリットとデメリットについて見ていきましょう。もし嘱託社員として働くことを検討している場合はぜひ参考にしてください。

  • 嘱託社員のメリット

    嘱託社員のメリットは「門戸が開かれている」ということでしょう。定年退職後でも自身の経験や知識を活かすことができ、社会人として貢献することができます。また、さまざまな専門性が求められることもあるため、働ける職業・職場も幅広いのが特徴です。また、若い人でも嘱託社員としてある程度の給与の保証と福利厚生などを受けながらその道を究めることができ、ゆくゆくは正社員として働くことを目指せます。時間の自由も利きやすいため、他の職業に関連する資格取得の勉強などと並行して働くこともできるでしょう。

  • 嘱託社員のデメリット

    嘱託社員のデメリットは、「正社員よりも給与が少ない」ということでしょう。福利厚生の面は手厚いですが、やはり給与の面を見ると正社員よりは少なくなってしまいます。「正社員よりも短く自由な時間で働けるのだから、金額が少ないのは仕方がない」と思う半面、「正社員と同じ業務をこなしているのに……」という不満を抱えてしまう人も多いようです。前述したようなメリットを加味したうえで働くことを検討し、その不満が解消される可能性について模索することがポイントとなるでしょう。

  • 嘱託社員は正規雇用と比べれば給与や賞与などに差はあるものの、福利厚生などのサポートもあります。将来的にその職業・職場で正規雇用を目指す人、退職後に自身の経験をもう一度活かしたい人、正規雇用のようにフルタイムで働くのが難しい人などがこの形態で働いています。多くの方に門戸が開かれているのが魅力で、給与が少ない点は自身が希望する働き方と合っているかどうかを加味する必要があるでしょう。嘱託社員として就きたい仕事がある場合、そこでどのような業務を任せてもらえるのか、どういった研修制度があるのか、そして正社員として雇ってもらえる可能性があるかどうかについても調べておくようにしましょう。

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