万が一に備えて、入っておきたい医療保険!その種類や守備範囲、最新トレンドは?
万が一に備えて、入っておきたい医療保険!その種類や守備範囲、最新トレンドは?

2017/12/19

万が一に備えて、入っておきたい医療保険!その種類や守備範囲、最新トレンドは?

医療保険と一言でいっても、さまざまなタイプが存在します。
そこで、医療保険の種類やそれぞれの特徴などをまとめました。
また、医療保険でカバーできる内容は日に日に進化。その最新トレンドもご紹介します。
ぜひ、一家の大黒柱であるパートナーや自身の医療保険選びの参考にしてください。

取材・文:佐野勝大、監修:山口京子(ファイナンシャルプランナー)

保険期間で分類すると、医療保険は「終身」と「定期」のふたつ

  • 医療保険というのは、病気やケガで入院した際の医療費などを代わりに負担してくれる保険のこと。「国民皆保険制度」が導入されている日本では、ほとんどの人が何らかの公的医療保険に入っています。

  • 公的医療保険とは別に、万が一のリスクに自主的に備えるものとして、保険会社が販売する医療保険も存在。これには、さまざまな種類が存在します。まず、保険期間で分類すると「終身医療保険」と「定期医療保険」のふたつ。「終身医療保険」は、その名のとおり一生涯保障が受けられる医療保険のことです。いっぽう「定期医療保険」は、一定期間のみ医療保障が受けられる医療保険のこと。それぞれの特徴について、見ていきましょう。

  • 【終身医療保険】

    ●保険期間…一生涯

    ●満期………なし

    ●保険料……一定

    ●メリット…一生涯保障を受けられる 

  • 【定期医療保険】

    ●保険期間…一定期間

    ●満期………あり

    ●保険料……更新時まで一定

    ●メリット…終身医療保険にくらべてはじめの保険料が割安

         …ライフステージに合わせて柔軟に保障内容の見直しができる

保障内容や加入対象によっても、さまざまな医療保険が存在

  • 医療保険は、保障内容によっても分類することができます。「一般的な医療保険」で受けられるのは、主に入院と手術の保障など。病気やケガで入院した場合に、入院日数や手術に対して給付金が支給されます。

  • また、女性特有の病気にかかった場合などに手厚い保障が受けられる、「女性向けの医療保険」が存在。そのほか、持病や健康上の理由で保険をあきらめていた方でも入りやすいよう加入条件が緩和された「引受緩和型医療保険」もあります。

  • 【一般的な医療保険】

    ●保険タイプ…終身・定期

    ●対象…………すべての人

    ●特徴…………病気やケガで入院したり手術したりした場合に、「入院給付金」や「手術給付金」が受け取れる

  • 【女性向けの医療保険】

    ●保険タイプ…終身・定期

    ●対象…………女性

    ●特徴…………乳がん、子宮がんなど女性特有の病気にかかった場合により手厚い保障が受けられる

  • 【引受緩和型医療保険】

    ●保険タイプ…終身・定期

    ●対象…………持病がある人や過去に大きな病歴がある人など

    ●特徴…………持病や健康上の理由で一般的な医療保険に加入できない人でも入りやすい。ただし、保険料は割高

  • 【無選択型医療保険】

    ●保険タイプ…終身・定期

    ●対象…………「引受緩和型医療保険」に加入できない健康状態の人

    ●特徴…………健康状態に関係なく加入できる。ただし、保険料は割高

健康ならお金が戻ってくる!? 医療保険でカバーできる領域が拡大!

  • 医療保険には、先進医療や退院後の通院、三大疾病、放射線治療、がんなどの際に、より手厚い保障が受けられるさまざまな特約があります。これら特約を検討することで、多くの病気のリスクをカバーすることができるでしょう。

  • 「一定の年齢までに『入院給付金』や『手術給付金』を受け取らなかった場合に、それまでに払い込んだ保険料が戻ってくる保険もあります。また、女性向けの保険のなかには、出産時に祝い金がもらえたり、特定の不妊治療を受けた際に保障が受けられたりする保険も存在。このように医療保険は、時代のニーズに応じて進化しているのです」(山口京子さん・以下同)

  • 山口さんによると、今後特に注目されるのは『健康促進型保険』なのだとか。本来、病気やケガをした際に役立つのが医療保険だが、加入者の健康づくりをサポートしてくれるものがあるという。

  • 「たとえば、ウェアラブルデバイスをつけて毎日運動すれば保険料の一部が戻ってくるなど、特典が受けられるというものです。このように、病気にならないための取り組みをしている人も恩恵を受けられる保険は、今後さらに広がりを見せるでしょう」

  • 山口さんの話からもわかるように、医療保険でカバーできる領域は日進月歩で広がってきています。けれども、保障内容の中心は「入院給付金」や「手術給付金」といった医療費を補てんするものであることには変わりはありません。

  • 一家の大黒柱であるパートナーにもしものことがあれば、医療費の補てんのみでは生活が立ちゆかなくなってしまう危険性があるでしょう。そうならないためにも、医療保険の知識をしっかり得ておき、必要に応じて活用したいものです。

  • ファイナンシャルプランナー 山口京子さん

    ■お話を伺ったのはこの方 ファイナンシャルプランナー 山口京子さん
    フリーアナウンサーを経て、2000年にファイナンシャルプランナーの資格を取得。お金のプロとしての活動をスタートする。保険に精通しており、生命保険・損害保険・少額短期保険募集人資格も所持。セミナーやテレビ・ラジオ出演、執筆、個別相談など、幅広く活躍している。『お金に泣かされないための100の法則』(主婦と生活社)をはじめ、著書多数。

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