「ねんきん定期便」の見方がよくわからない、の声が多数。 自分がいくら年金を受け取れるのか、調べる方法教えます♪
「ねんきん定期便」の見方がよくわからない、の声が多数。 自分がいくら年金を受け取れるのか、調べる方法教えます♪

2017/11/08

「ねんきん定期便」の見方がよくわからない、の声が多数。 自分がいくら年金を受け取れるのか、調べる方法教えます♪

公的年金の加入記録として毎年の誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」。
「これまでの加入実績に応じた年金額」として受け取れる金額を見て、「こんなに少ないの?」と驚いたことはありませんか?「何だかよくわからない」という声が多い「ねんきん定期便」の見方と、自分が将来受け取れる金額を調べる方法をご紹介します。

取材・文:江尻亜由子、監修:加倉井慎(ファイナンシャルプランナー)

公的年金の金額がわからないと、将来への備えが具体的になりづらい

  • 下の画像が、「ねんきん定期便」のハガキ表面(50歳未満の方用)。毎年誕生月になると送られてきますが、しっかりチェックしていますか?

    「ねんきん定期便」のハガキでは、「加入実績に応じた年金額(年額)」として

  • ① 「老齢基礎年金」金額 

    国民年金から受け取れる「老齢基礎年金」の実績金額

    ② 「老齢厚生年金」金額 

    厚生年金から受け取れる「老齢厚生年金」の実績金額

    ③ ①と②の合計金額

  • が記載されています。

    この③に記載されているのは、現時点で払い込み済みの金額に対する年金金額。ですので、この先もきちんと年金保険料を支払って行けば、毎年この金額は増えていきます。

    (実際に年金を受け取れるのは、国民年金と厚生年金の保険料を自分で支払った期間+会社員の妻である期間+納付特例制度などを使った学生時代が合計10年以上ある場合)

    また35歳、45歳、59歳では、下のような封書で詳しい年金支払い状況が届きます。

  • しかしハガキでも封書でも、65歳から実際にもらえる年金金額がわからない!それが知りたい場合は、「ねんきんネット」 のホームページで計算できます。

  • 最も簡単なのは、ねんきん定期便に記載された17桁の数字「アクセスキー」を入力して確認する方法。ただしこれはねんきん定期便が届いて3ヶ月以内でないとNGなため、いつでも確認できる方法をご紹介します。

「ねんきんネット」で、受け取れる年金見込額を確認!

  • まず、「ねんきんネット」にアクセスします。下が、そのトップページ。

  • 初めての場合は、トップ画像下部にある「新規登録」から

    まずは、トップページの画像内にある白いボタンをクリック。

    次のページで「アクセスキーをお持ちでない方」と書かれたほうをクリックし、個人情報を入れるページになったら、年金手帳などに記載されている基礎年金番号、氏名、現住所、生年月日などを入力していきます。さらにパスワードを登録し、「秘密の質問」「その答え」も入力。

  • ユーザーIDは郵送! 約5日間、届くのを待って

    実は、ログインは一日にしてならず、な「ねんきんネット」。個人情報を記入し終えたところで一旦終了し、ユーザーIDが郵送されてくるのを待つことに。郵送は約5日後ということになっています。個人情報の記載ページではメールアドレスを入力していますが、特に確認メールなどは来ないので、「アドレス記入を間違ったのかも…」とドキドキしながら待つこと4日。ユーザーIDが記載されたハガキが届きました。

  • 改めてログインし、ユーザーIDを入力

    届いたハガキを用意して、再び「ねんきんネット」へアクセス。今回はトップ画像下部にある「ログイン」の赤いボタンをクリックします。ハガキに記載されたユーザーIDや、新規登録時に決めたパスワード、「秘密の質問」「その答え」などを入力して手続きを済ませます。

  • 自分だけの情報が並ぶページが見られる状態に

    その後「トップページに戻る」ボタンを押すと、サイトトップページではなく自分の個人情報が記載された、自分だけのトップページへ。様々なメニューがある中で「年金見込額の試算」を押すと、将来受け取れる年金が計算できるページに飛びます。

  • 試算方法は3つ!「かんたん試算」がわかりやすい

    試算方法は、現在の職業で60歳まで支払いを続ける想定で計算する「かんたん試算」の他、収入金額や受給年齢などを細かく変えて計算できる「質問形式で試算」「詳細な条件で試算」の3種類。

  • 「かんたん試算」で計算してみると、65歳から受け取れる年金月額がしっかり計算されました。その下には、年齢ごとに受け取れる金額が棒グラフや細かい数値で表示されます。

    まずは「かんたん試算」で基本的な金額を調べ、転職による年収変化や受け取り時期の設定など細かい部分を「詳細な条件で試算」で変えて調べ直すと、より精度の高い結果になりそうです。受け取り金額の少なさには若干の不安を感じますが、まずは将来設計の土台が見えた気がして、ちょっと安心!

  • 毎年納付し続けている公的年金保険料は、老後対策の基本。「将来これだけもらえる」とわかれば、他の方法でどれくらいの準備が必要か、考えやすくなるはず。漠然と将来に不安を感じているのなら、まずは予定支給金額を確認してみましょう。

  • ファイナンシャルプランナー 加倉井 慎さん

    ■お話を伺ったのはこの方 ファイナンシャルプランナー 加倉井 慎さん
    医療用医薬品商社での営業職を経て、外資系金融機関へ転職しファイナンシャルプランナーに転身。家計の見直し、保険相談、不動産売買のアドバイス、住宅ローンなどの相談を受け、年間400世帯以上、累計2000世帯以上にアドバイス。大手金融機関の年間表彰式に、3年連続入賞中。
    お客様に寄り添うアドバイスで、「一家に一人、加倉井を」という存在を目指して活動中。

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