みんないくら貯めている?どうやって貯めている?二人世帯の貯蓄事情
みんないくら貯めている?どうやって貯めている?二人世帯の貯蓄事情

2018/01/06

みんないくら貯めている?どうやって貯めている?二人世帯の貯蓄事情

先行き不透明な時代だからこそ、将来に備えてしっかり貯蓄はしたいもの。
でもいったいどれくらい貯めるといいのか? 
他の人は毎月いくらぐらい貯蓄しているのか?
現状の貯蓄の総額は?など気になるところ…。
今回は、二人世帯を中心に貯蓄についてリサーチ。
記事を参考に自分の貯蓄額の把握をして、貯蓄プランを考えましょう。

※記事内のデータはすべて「新生活準備調査2016 (リクルートブライダル総研)」より抜粋
文:百田なつき 監修:畠中雅子(ファイナンシャルプランナー)

まずは自分の貯蓄をきちんと把握する

  • 意外に自分や世帯の貯蓄額を正確に把握している人は多くはないです。現状の貯蓄額を把握しておかないと、将来のための貯蓄目標が立てられません。

  • まずは、普通預金、定期預金、貯蓄性の保険、株や投資信託の現在高などを整理しましょう。特に生活費と普通預金が同じ口座の人は、生活費に補てんする分をのぞいた貯蓄額を把握しておかないと、なかなか貯蓄額が増えない原因になります。

約9割の人が何らかの方法で貯蓄している

  • 他の人は毎月貯蓄しているのか?

    いくらしているか?「新生活準備調査2016 (リクルートブライダル総研)」(以下、調査)の貯蓄関連についてのデータを見てみましょう。

  • 二人世帯だと88.6%が何らかの方法で貯蓄しているという結果に。

  • その内訳は、「毎月定額を貯蓄している」が40.7%と最も多く、「毎月しているが額は決まっていない」30.4%、 「ボーナスや臨時収入から貯蓄している」17.8%、「毎月ではないが余裕があるときに貯蓄している」17.6%となっています。

  • また、貯蓄している人の1カ月あたりの貯蓄金額は「2~4万円未満」の19.0%で最も高く、次いで「10~12万円未満」が18.0%、「4~6万円未満」が16.7%と続き、平均は9万円となりました。

  • 先行き不透明な時代の中、将来のさまざまな不安要素の備えのために、消費よりも堅実に貯蓄する人が多いようです。

先取り貯蓄でコツコツ貯める

  • データを見て9万円も貯蓄できない…、毎月貯蓄するのは難しそう…と思った人も多いはず。では、だいたい毎月いくらぐらいが貯蓄の目安なのか、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生にお聞きしました。

  • 「二人世帯だと手取り月収の10~15%は貯蓄に回したいですね。例えば、世帯の手取りが32万円なら、4万8000円くらい。まだお子さんがいない間は教育費がかからない分、多めに貯蓄したいところです」

  •  また、着実に貯めるために「先取り貯蓄」することが大切なんだそう。「先取り貯蓄」とは収入から先に貯蓄をあらかじめ引いておくこと。毎月の給与が入ったら一定額を天引きや自動積立預金などを利用して貯めると着実に貯蓄できます。逆に家計から残ったお金を貯めればいいと思っていると実はなかなか貯まりません。

  • 一定の金額をコツコツ貯めることが貯蓄の基本です。

目的を明確にしたほうが貯めやすい

  • なかなかお金が貯まらない…。その理由の一つに貯蓄の目標が定まっていないことが多く、目先のことにお金を使いがちになってしまいます。

  • 調査によると貯蓄の目的は「将来への備えとして」は77.4%と一番高く、次いで「出産・育児のため」41.6%、「住宅購入資金として」39.2%と続きます。「将来の備えとして」貯めることはもちろんいいことですが、もう少し具体的な目標を決めたほうが、貯蓄額の目安にもなります。

  • 例えば、住宅購入の頭金、親と海外旅行に行くための費用など貯蓄の目的を明確にすることにより、貯めなくてはいけない金額がわかり、マネープランや家計も管理しやすくなります。

無理のない金額を貯めるのが成功の近道

  • 調査によると、1年間あたりの貯蓄金額は平均129.4万円。

  • 「100万~150万円未満」が24.9%と最も高く、次いで「50万~100万円未満」が23.8%、50万円未満(0を含む)が17.1%でした。低金利時代の中、同じ預けるならもっと増やしたいと思いがちですが、まだ目標の貯蓄額まで達していない場合は、一つの貯蓄用口座で着実に貯めるようにしましょう。

  • 口座の管理も簡単なので、お金の整理が苦手な人にはおすすめです。

  • また、会社員なら制度があれば財形貯蓄を利用する手もあります。財形貯蓄とは、勤務先が提携している金融機関で行う給与天引きの貯蓄で、融資制度や優遇税制などメリットが多いです。

  • 目的を設けずに利用できる一般財形貯蓄、住宅購入のための財形住宅貯蓄、老後資金を貯めるための財形年金貯蓄の3種類があります。給与天引きで貯めやすく、財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は550万円までの積み立ての利息が非課税になるので、ぜひ利用しましょう。

  • 貯蓄は、ある程度の目標がないと貯めにくいものです。だからといって無理な金額を貯蓄口座に入れても生活も楽しくなくなります。給与天引きだけでなく、買い物で余った小銭を貯金箱に入れるなど、わずかな金額でもコツコツやれば貯まっていくような方法でもOK。楽しみながら、二人のペースで貯蓄しましょう。

  • お話を伺ったのはこの方 ファイナンシャルプランナー 畠中雅子さん
    新聞・雑誌・webなどに20本前後の連載を持つほか、セミナー、相談業務など行う。得意なテーマは「教育資金」「生命保険」「住宅ローン」「ライフプラン」など。

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